Yuming Chord
松任谷由実
2023.01.13.O.A
♪Onair Digest♪

今週と来週､2週にわたって､私のﾀﾞﾝｽﾐｭｰｼﾞｯｸを特集してお送りしていきます｡真冬こそ､ﾀﾞﾝｽ！です｡
今日のｺｰﾄﾞは｢Want to Move！〜Yuming's Dance Tunes Sellection in Winter｣です｡


■今週のChordは“Want to Move！〜Yuming's Dance Tunes Sellection in Winter”

m1 星になったふたり
松任谷 由実
お送りしているのは､2016年11月にﾘﾘｰｽされた38枚目のｵﾘｼﾞﾅﾙｱﾙﾊﾞﾑ､『宇宙図書館』から､｢星になったふたり｣｡

この曲は､まさにDance Tune！

このｱﾙﾊﾞﾑ『宇宙図書館』ｺﾝｻｰﾄﾂｱｰは､42か所80公演！
私史上最多のﾂｱｰだったんですが､この｢星になったふたり｣は､ﾐﾗｰﾎﾞｰﾙが光を放つ中､ｱﾝｺｰﾙで歌いました｡
会場が大きなｸﾗﾌﾞみたいになって､盛り上がったのを覚えてます｡

と､いうことで今日のｺｰﾄﾞは｢Want to Move！〜Yuming's Dance Tunes Sellection in Winter｣｡

1年を通じて､一番寒い時期に突入していますが､みなさん､温かくしてますか？
この冬の寒さは厳しいという予報だったので､色々な工夫をして｢温活｣されていると思いますが､こんなときこそ身体を動かす！これが一番､心身ともに､HOTになります！
寒くて運動不足になりがちな今こそ､ぜひ､ﾗｼﾞｵを聴きながら､Warm Upしてください｡

ちなみに私の場合は､｢SURF & SNOW in Naeba Vol.43｣の準備が始まっていまして､すでにﾘﾊｰｻﾙもｽﾀｰﾄ｡
ｽﾃｰｼﾞでの振り付けも､ただいま練習中です｡
今回は､ﾃﾞﾋﾞｭｰ50周年のｱﾆﾊﾞｰｻﾘｰｲﾔｰの中での苗場｡
より､ﾊﾟﾜｰｱｯﾌﾟされていますから､ご期待くださいね｡

と､いうことで､今週と来週､2週にわたって､｢Want to Move！〜Yuming's Dance Tunes Sellection in Winter｣というｺｰﾄﾞで､私のﾀﾞﾝｽﾐｭｰｼﾞｯｸを特集してお送りしていきます｡真冬こそ､ﾀﾞﾝｽ！です｡

思えば､これまで2000以上のｽﾃｰｼﾞに立ってきたわけですから､色々なﾀﾞﾝｽに挑戦してきました｡

子どもの頃は､荒井呉服店のﾗｼﾞｵから流れてきた､ぺﾚｽ･ﾌﾟﾗ―ﾄﾞの｢ﾏﾝﾎﾞ No.5｣を聴きながら腰を振って踊っていた､というのは､山内ﾏﾘｺさんの『すべてのことはﾒｯｾｰｼﾞ 小説ﾕｰﾐﾝ』にも描かれたｴﾋﾟｿｰﾄﾞ｡
私がﾉﾘﾉﾘで反応していた音楽は､ﾗﾃﾝ､ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝﾀﾝｺﾞ･･･｡

1965年（ﾕｰﾐﾝ11歳）頃の日本では､ﾓﾝｷｰ･ﾀﾞﾝｽ､ｻｰﾌｨﾝ･ﾀﾞﾝｽ､ｺﾞｰｺﾞｰ･ﾀﾞﾝｽを若者たちが踊り､真面目な青少年たちはｼﾞｪﾝｶ（ﾌｫｰｸﾀﾞﾝｽ）を踊っていたとか｡

そして､1967年頃にはGS全盛期｡夜､家を抜け出して遊びに行きはじめる頃から､本格的に作曲を始めて､1972年､ｼﾝｸﾞﾙ｢返事はいらない｣でﾃﾞﾋﾞｭｰしました｡

では！ここで､民俗舞踊の世界へ｡
ﾃﾞﾋﾞｭｰ50周年記念ｱﾙﾊﾞﾑ『ﾕｰﾐﾝ万歳！』からの2022MIXで､｢輪舞曲（ﾛﾝﾄﾞ）｣｡
m2 輪舞曲（ﾛﾝﾄﾞ）（2022MIX）
松任谷 由実
ｻｳﾝﾄﾞは､歌詞にもあるようにﾌｫﾙｸﾛｰﾚを意識｡今回､ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ『ﾕｰﾐﾝ万歳！』に収録された最新MIXでは､まるでその場に居るような気分が味わえます！

今日は､冬だから踊りたい！｢Want to Move！〜Yuming's Dance Tunes Sellection in Winter｣｡
続いては､2020年12月にﾘﾘｰｽされた39枚目のｵﾘｼﾞﾅﾙｱﾙﾊﾞﾑ『深海の街』から､｢What to do？waa woo｣｡
m3 What to do？waa woo
松任谷 由実
このｱﾙﾊﾞﾑは､ｺﾛﾅ禍で制作した､特別な1枚｡録音はすべて､自宅のｽﾀｼﾞｵで行われました｡

その中で､この曲は､いつもとちょっと違うなりたち｡

そして､『深海の街』ｺﾝｻｰﾄﾂｱｰでも､ﾀﾞﾝｽしながらこの曲を歌ったんですが､例えば､ｲﾝﾄﾛで踊ったのが､ﾎﾟｯﾌﾟﾀﾞﾝｽの基本のひとつ､｢ｵｰﾙﾄﾞﾏﾝ｣｡
基礎と言いつつも綺麗に見せるのが難しい技で､胸や腰を､円を描くようにﾛｰﾙします｡
ﾛｰﾙする部位以外は固定して､身体の動きを正確にｺﾝﾄﾛｰﾙするﾜｻﾞで､難しい！
そして､もうひとつが｢ﾊﾟﾄﾞﾌﾞﾚ｣｡足をｸﾛｽさせながらﾘｽﾞﾑを取るｽﾃｯﾌﾟで､ﾋｯﾌﾟﾎｯﾌﾟ､ﾊｳｽ･ﾀﾞﾝｽ､ｼﾞｬｽﾞ･ﾀﾞﾝｽなど､全てのﾀﾞﾝｽに共通する基礎的ｽﾃｯﾌﾟ｡

ちなみに､｢松任谷由実 ｺﾝｻｰﾄﾂｱｰ 深海の街｣映像作品が､今月25日に発売されます！今の話に出てきたﾀﾞﾝｽを､ぜひ､ﾁｪｯｸしてください｡

実は私､今のｽﾃｯﾌﾟを含めて､STAY HOME期間中､ﾀﾞﾝｽの個人ﾚｯｽﾝを受けていたんです｡
ｽﾃｰｼﾞでﾌﾘｰに動くときに使えるﾀﾞﾝｽ､ｽﾃｯﾌﾟを習得しておこうかな､と思ってね｡
では！｢Want to Move！〜Yuming's Dance Tunes Sellection in Winter｣､今日最後の1曲を｡

これはﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞ系のﾄﾞﾗﾏ『ﾑｺ殿』主題歌｡
ﾊｳｽ系の打ち込みｻｳﾝﾄﾞとAuto-Tuneを使った歌声が､歌詞の世界観が壮麗かつｴﾓｰｼｮﾅﾙに届く､心躍る1曲です！
m4 7 TRUTHS 7 LIES〜ｳﾞｧｰｼﾞﾝﾛｰﾄﾞの彼方で
松任谷 由実
『Yuming Chord』､お送りしたのは､2001年4月にﾘﾘｰｽされたｼﾝｸﾞﾙで､31枚目のｵﾘｼﾞﾅﾙｱﾙﾊﾞﾑ『acacia（ｱｹｲｼｬ）』にも収録した1曲､｢7 TRUTHS 7 LIES〜ｳﾞｧｰｼﾞﾝﾛｰﾄﾞの彼方で｣でした｡

今日は､真冬の冷えた身体を温める､そんな私のﾀﾞﾝｽｻｳﾝﾄﾞを集めてきました｡
ひと口にﾀﾞﾝｽｻｳﾝﾄﾞと言っても､本当にさまざま､ﾊﾞﾗｴﾃｨ豊か！

ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰのｱﾚﾝｼﾞ次第､というところもあって､私自身､この曲がこんなﾀﾞﾝｻﾌﾞﾙに仕上がるなんて､と驚くこともしばしば｡
私の楽曲を時代にｱｼﾞｬｽﾄしていくﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰの才能に感謝ですね！

ﾀﾞﾝｽしたくなる曲って､実は人それぞれ｡ﾋﾞｰﾄやﾃﾝﾎﾟに関係なく､聴く人の心と身体を動かす曲を､これからもずっと作り続けたい､改めてそう思いました｡

そして､まだ踊り足りないかも･･･というあなたのために､来週も引き続き､私なりのﾀﾞﾝｽﾐｭｰｼﾞｯｸを特集します｡
真冬のｳｫｰﾐﾝｸﾞｱｯﾌﾟに､ぜひ､お役立てください！

今年も､創作活動を続けながら､ｽﾃｰｼﾞにも立ちます！
そして､あなたを踊らせちゃいますよ〜｡

冬の恒例､｢SURF & SNOW in Naeba Vol.43｣は､2月6日から全8公演を開催！
こちらのﾁｹｯﾄ販売はすでに終了していますが､今年もﾈｯﾄで参加できます｡
くわしくは､Net Resort in Naeba｢Y-topia｣のｻｲﾄをﾁｪｯｸしてくださいね｡
ｵﾝﾃﾞﾏﾝﾄﾞ配信ほか､ｽﾍﾟｼｬﾙなｺﾝﾃﾝﾂをぜひ､お楽しみください｡

さらに！5月からはいよいよ､ｱﾘｰﾅﾂｱｰがｽﾀｰﾄします｡
ﾀｲﾄﾙは､『50th Anniversary 松任谷由実ｺﾝｻｰﾄﾂｱｰ The Journey』！
すでに､第1期･2期ともに日程が発表されていますが､くわしくは松任谷由実ｵﾌｨｼｬﾙｻｲﾄでご確認ください｡

また､東京･六本木ﾋﾙｽﾞ森ﾀﾜｰ52階の東京ｼﾃｨﾋﾞｭｰでは､私のﾃﾞﾋﾞｭｰ50年の歩みを凝縮した､見ごたえたっぷりの展覧会､｢YUMING MUSEUM｣も開催中です｡
東京の澄んだ青空､華やかな夜景とともに､私の秘密をお見せしちゃってます｡
入場券の入手方法など､くわしくは｢YUMING MUSEUM｣の公式ｻｲﾄをご覧ください｡

そのほか､私の最新情報や近況は､私の公式ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞやﾂｲｯﾀｰ､ｲﾝｽﾀｸﾞﾗﾑなどでお知らせしています｡
ぜひ､ﾁｪｯｸしてみてくださいね｡
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