Yuming Chord
松任谷由実
2023.05.12.O.A
♪Onair Digest♪

これからの旅路は､私ひとりではなく､信頼できる仲間たちが､一緒！
今日のｺｰﾄﾞは｢Sounds of the Journey〜旅路の音｣です｡
■今週のChordは“Sounds of the Journey〜旅路の音”

m1 I Got You
Jack Johnson
ﾊﾜｲでｻｰﾌｨﾝに明け暮れてﾌﾟﾛ契約まで結んだものの､大怪我をして失意の中､ｷﾞﾀｰにのめりこんでいったｼﾞｬｯｸ｡その後､UCｻﾝﾀ･ﾊﾞｰﾊﾞﾗで映画学科を卒業｡
旧友とｻｰﾌｨﾝ映画を制作した際に音楽を担当して､自ら歌ったことがきっかけでﾃﾞﾋﾞｭｰしたｼﾞｬｯｸ･ｼﾞｮﾝｿﾝ｡海をこよなく愛するﾐｭｰｼﾞｼｬﾝです！

2013年ﾘﾘｰｽのｱﾙﾊﾞﾑ『From Here To Now To You』から｢I Got You｣｡

そんな1曲でｽﾀｰﾄした､｢Yuming Chord｣｡
ｼﾞｬｯｸ･ｼﾞｮﾝｿﾝは､｢君を手に入れた｣と歌っていたけれど､私は何を､これからの旅で手に入れるんでしょう｡

でもね､この曲にもあるように､これからの旅路は､私ひとりではなく､信頼できる仲間たちが､一緒！･･･と､いうことで今から本当に､ﾜｸﾜｸしています｡
ﾘﾊｰｻﾙもしっかり重ねて､実は今日はｹﾞﾈﾌﾟﾛと呼ばれる､本番さながらの最終ﾘﾊｰｻﾙの日｡
と､いうことで､今日のｺｰﾄﾞは｢Sounds of the Journey〜旅路の音｣です｡

今回のﾂｱｰのﾀｲﾄﾙは､50th Anniversary 松任谷由実ｺﾝｻｰﾄﾂｱｰ｢The Journey｣｡
｢旅｣を意味する英単語は､｢Trip｣｢Travel｣といったものもありますが､｢Journey｣が意味するのは､基本的には陸上の､そして比較的長い旅のことをさすそうです｡
まさに､今回は､50周年を記念した全国ｱﾘｰﾅﾂｱｰ｡
明日､5月13日（土）の神奈川･横浜のぴあｱﾘｰﾅ MMからｽﾀｰﾄして､12月28日（木）の愛知県･名古屋の日本ｶﾞｲｼﾎｰﾙまで､全52公演を予定しています｡
行程を改めて見てみると､毎週末､旅に出かける計算です｡

今回のこの旅は､週末から現地に入って､土･日と2日連続でｽﾃｰｼﾞに立って､東京へ戻ってくる､というｽｹｼﾞｭｰﾙが基本｡今まで経験したことのないﾊﾟﾀｰﾝで､出かけた土地で旅気分を味わう余裕は､今回ないかも･･･と思いつつ､つかの間､五感を解放して､その土地ならではの空の色とか､風のにおいとか､そんな､季節の移り変わりを感じてみようと思います｡

ちなみに､ﾂｱｰ初日を迎える｢ぴあｱﾘｰﾅ MM｣は､横浜のみなとみらいにあります｡横浜は､私の大好きな場所！

この｢ぴあｱﾘｰﾅ MM｣の1階の壁面には､誰でも楽しめるﾊﾟﾌﾞﾘｯｸｱｰﾄとして､安西水丸さんのﾀｲﾙ画があるそうです｡
安西さんといえば､1982年の私のｱﾙﾊﾞﾑ『PEARL PIERCE』の歌詞ｶｰﾄﾞを書き下ろしてくださった､日本を代表するｲﾗｽﾄﾚｰﾀｰですが､帝国ﾎﾃﾙ大阪内の｢ﾌﾗｲﾝｸﾞﾄﾏﾄｶﾌｪ｣の壁画だったｲﾗｽﾄを完全修復してぴあｱﾘｰﾅ MMに移設したものだそうです｡私も見てみなくちゃ！！

今日のｺｰﾄﾞは｢Sounds of the Journey〜旅路の音｣｡
｢Journey｣という単語には､おもに陸路でゆく､比較的長い旅､という意味があるそうなので､今日は､旅をｲﾒｰｼﾞするｵｰｶﾞﾆｯｸなｻｳﾝﾄﾞを集めてお送りしています｡

続いては､ｱﾒﾘｶ･ｶﾘﾌｫﾙﾆｱ州のｻﾝﾃﾞｨｴｺﾞ出身､1995年生まれのｼﾝｶﾞｰｿﾝｸﾞﾗｲﾀｰ､ﾚﾚｰ･ﾆｺｰﾙの1曲｡
地元のﾌｧｰﾏｰｽﾞﾏｰｹｯﾄや小さなｺｰﾋｰｼｮｯﾌﾟで演奏を始め､ﾃﾞﾋﾞｭｰｱﾙﾊﾞﾑ『Answers』はｸﾗｳﾄﾞﾌｧﾝﾃﾞｨﾝｸﾞで資金を集めてﾘﾘｰｽされたそうです｡

では､｢Sounds of the Journey〜旅路の音｣というｺｰﾄﾞにちなんだ1曲を｡
m2 Slow
Raelee Nikole

お送りしたのはﾚﾚｰ･ﾆｺｰﾙ｢Slow｣でした｡ ｢Yuming Chord｣｡今日のｺｰﾄﾞは｢Sounds of the Journey〜旅路の音｣｡
続いては､1977年ﾘﾘｰｽの､AORを｡ﾏｲｹﾙ･ﾌﾗﾝｸｽ｢Antonio's Song｣｡
m3 Antonio's Song
Michael Franks
ｱﾝﾄﾆｵ･ｶﾙﾛｽ･ｼﾞｮﾋﾞﾝに捧げた曲｡
1977年ﾘﾘｰｽのｱﾙﾊﾞﾑ『ｽﾘｰﾋﾟﾝｸﾞ･ｼﾞﾌﾟｼｰ』に収録され､日本ではAORの名盤として大ﾋｯﾄしました｡
ちなみに､この曲の邦題は､｢ｱﾝﾄﾆｵの歌（虹を綴って）＜ｱﾝﾄﾆｵ･ｶﾙﾛｽ･ｼﾞｮﾋﾞﾝに捧ぐ＞｣でした｡

ところで､今回のﾂｱｰﾀｲﾄﾙにある｢Journey｣という英語は､人生の行路･旅路のことを意味する場合もあります｡
まさに､私にとってこの旅は､ﾃﾞﾋﾞｭｰ50周年を迎えられたことに感謝しながら､私の音楽を聴いてくださった方に､その想いを伝えるためのﾂｱｰ！
私のこれまでの音楽人生をかけて､旅路をゆく覚悟でｽﾀｰﾄします｡

では！今日のｺｰﾄﾞ｢Sounds of the Journey〜旅路の音｣にちなんだ､私の曲を｡
m4 あなたに届くように
松任谷 由実

お送りしたのは､『ﾕｰﾐﾝ万歳！〜松任谷由実50周年記念ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ〜』から､金沢の桜風景を歌った1曲､｢花紀行｣2022MIXでした｡

今日は､｢曇り空｣というｺｰﾄﾞでお話してきました｡
もうすぐ4月､環境が変わって､なんとなく不安な気持ちを､空が感じ取っているような映しとっているような･･･そんな曇り空が続きますよね｡
でも､花曇りの日も､春雨の日も､目に映る風景が美しく感じられるような楽曲を､これからもお届けしていきたいと思います｡

ﾃﾞﾋﾞｭｰ50周年を記念した全国ｱﾘｰﾅﾂｱｰ､大和証券ｸﾞﾙｰﾌﾟpresents 50th Anniversary 松任谷由実ｺﾝｻｰﾄﾂｱｰ｢The Journey｣｡
5月13日（土）14（日）神奈川･ぴあｱﾘｰﾅ MMからｽﾀｰﾄして､12月まで､52公演を予定しています｡
会場に居ながら､時空を超えた旅に出て､目の前に懐かしい風景が広がるような､そんなｽﾃｰｼﾞをご覧いただけるはずです！

ﾂｱｰの詳細や私の最新情報や近況は､私の公式ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞやﾂｲｯﾀｰ､ｲﾝｽﾀｸﾞﾗﾑ などでお知らせしています｡
ぜひ､ﾁｪｯｸしてみてくださいね｡
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