服はもちろん、靴やアウター、そして小物にいたるまで、秋冬に向けて総点検です。
今日のコードは「What's in my Bag 2025」です。

■今週のChordは“What's in my Bag 2025”

Bag Lady (Remix) / Erykah Badu

ものすごくアーバンでカッコイイですね。
なにもかも詰め込んだバッグは重過ぎるから軽くして・・・と執着して身動きがとれない女性を歌ったメッセージソングです。
お送りしているのは、エリカ・バドゥで「Bag Lady (Remix)」。

そんな1曲でスタートした『Yuming Chord』。
夏の気候が長期間続く昨今において、もはや死語とも言えますが、平安の昔から、10月1日は「衣替え」をする日。

服はもちろん、靴やアウター、そして小物にいたるまで、秋冬に向けて総点検です。
と、いうわけで今日のコードは「What's in my Bag 2025」です。

このコード、どこかで聴いたかも・・・という方、いらっしゃるかもしれません。
元ネタは現在世界20カ国で発行されているファッション誌『VOGUE』の日本版、『VOGUE JAPAN』のコンテンツ、「In The Bag」。
今も続く人気企画で、私は5年ほど前に出演いたしまして、今回はそのよしみで「In The Bag」のラジオバージョンをやってみることにしました。
無断でゴメンナサイ・・・さっそく、今日のバッグを公開していきたいと思います。

ファスナーの留め金を持って開いたんですけれど・・・ゴールドのリュックで、これは、多分、コムデギャルソンのものだと思います。パイソンの型押しです。よく持ってます。外側にポケットがひとつついていまして、そこには携帯が入っております。
携帯は5年前はヴィトンのケースだったんですけれど、これはH&Mで買ったグリッターのケースというか、カバーですね。

そしてこれは、ここによく入れているんですけれど、軍事アナリストの小泉悠さんからいただいた、駒場東大にあります最先端科学研究所のバッジで、お守りのような感じで入っています。

本体の方はですね、なぜか出てきた！明治アーモンドチョコレート。小腹が空いたときにGI値が低いようにとマネージャーが持たせてくれたもので、残り少なくなって入っています。
そして普通の老眼鏡。白いフレームのもので、よく使っています。ケースがもう汚れているので、ちょっと恥ずかしくて出したくないんだけれど・・・。
今している老眼鏡はいつもフロントホックって言っているんですけれど、前がマグネットでつくようになっている首掛け型です。

お財布はカードが何枚か入るような・・・何というのかな、パスケースみたいな感じ。名刺大のものです。一応現金はちょっと入っています。コインは入っていません。

では！このあたりで1曲、お送りしますね。
今日のコード「What's in my Bag 2025」にちなんで、クレモンティーヌで「Little Green Bag」。

Little Green Bag / Clementine

クレモンティーヌの歌声ですが、曲はオランダのシンガー、ジョージ・ベイカーの名曲です。オリジナルは1969年で、それをクレモンティーヌがカバーしています。
「Little Green Bag」・・・小さな緑のバッグという意味ではないみたいです。青春みたいな意味らしいです。

今日は「What's in my Bag 2025」というコードで、私のバッグの中身を公開中です！

続いては・・・リュックの本体の方から、迷彩のマチがついている赤い唇の、光っている生地のポーチです。この中に、ティッシュ、目薬・・・それからお手拭きというか、手にシュッシュッというアルコールを吹きかけるもの。

それから、リップクリームとハンドクリームが。リップクリームはオバジ、ハンドクリームはミキモト。ミキモトはね、パールの粉が入っていてお肌に良いんですよ。

それからGUMのデンタルフロス。めったに使わないんですけれどね。
あと、ノンシュガートローチ。お砂糖が入っていると、口の中が乾くんですね。

これがですね、これはあんまり言いたくないんだな、すごく気に入っているから。Kitsonの「kai」というフレグランスのロールオンタイプ。手首とかに塗ると・・・ほら、ハワイの匂いがするでしょう？今、マイクに近づけているんだけれど、香った？
ちょっと煮詰まったときとかに、タクシーの中でもフワッと手首に塗ると、ハワイに行ったような気分になれるんです。「kai」というのはハワイ語で「海」のことで・・・面白いですね、環太平洋の言葉って。「カーゴ」が「かご」だったり、そういう共通の言語がいっぱいあるんですよ。

あ、あとね、スタッフが持って来てって言った、バンクシーのクリアファイル。なぜか私と松任谷さんの写真が遺影のように入っているんですよ（笑）。
これは何年か前の結婚記念日の時に、山の上ホテルがもう終わっちゃうというというので、じゃあ、そこでご飯を食べようというときに、ホテルマンの人が並んでいる両人を撮ってくれました。それを知り合いのカメラマンの人がプリントアウトして引き伸ばしてくれました。

そしてそして、ニューアルバムに関係のあるものがバッグの中にないかなと思ったら、リサ・ランドール「異次元は存在する」。この本ね、リサ・ランドールという、今は60歳ちょいのアメリカの博士ですが、宇宙飛行士の若田光一さんと対談しています。必ず異次元は存在するということをわかりやすく対談していて、ここにWormholeについても出てきます。
みんな普通にタイムリープとか体験しているよね？今、そういうことを言ってもおかしくない時代になったと思う。パラレルワールド・・・自分と同じ自分が、同じというのかちょっと違う自分が、違う次元でパラレルに生きていたり、ということも十分考えられるようなお話です。

こんな風に、バッグに色々つめこんで、アルバムリリースに向けて、プロモーション活動に出かける毎日です！
とにかく、40枚目にして私史上、最高傑作、そう、思っています。
楽しみに待っていてくださいね！

では、11月18日リリースの最新アルバム『Wormhole／Yumi AraI』にも収録される曲を。

文通 / imase × 松任谷由実

シングルとして発売になったものを今聴いていただいていますけれど、アルバムに入るのはバージョン違いです。imase × 松任谷由実で「文通」でした。


今日は、「What's in my Bag 2025」というコードで、私が今日、持ってきたリュックの中身を、公開してみました。
バッグって、ある種「Wormhole」みたいなモノですよね。
記憶がヒュ～ンと思わぬところに戻ってしまったりつながったりします。いつも使っている一軍バッグの中を改めてのぞいてみると、そんな風に過去の自分と出会えて楽しいかも。未来も予感したりします。

11月18日リリースの最新アルバム『Wormhole／Yumi AraI』も、過去と未来、そして、次元が異なる場所に居るかもしれない自分と出会える1枚。
きっと、思いがけない感情が心の中に広がっていくはずです。
新しい音楽体験を、お届けしますよ！

1曲目を飾る、アルバムを象徴する「DARK MOON」。
すでに、ティザー映像を公開中なので、アルバムへの期待を高めながら、ぜひ、チェックしてみてください。

そして！ひと足早いお知らせをひとつ。
来週、10月9日（木）午後10時からフジテレビ系列でスタートするドラマ、『小さい頃は、神様がいて』の主題歌として書き下ろした、「天までとどけ」。
大ヒットした月9ドラマ『最後から二番目の恋』シリーズを手がけた脚本家、岡田惠和さんの書き下ろしドラマで、仲間由紀絵さん・北村有起哉さんが夫婦役として主演する、オトナのドラマです。
その主題歌となる「天までとどけ」は、私の最新スタンダード曲ともいえる、最高の仕上がりです。・・・と、自画自賛しておくので、ドラマをチェックしてみてください。
『Yuming Chord』でもオンエアする予定なので、お楽しみに！

そして、11月17日からはツアーもスタートします。
『FORUM8 presents 松任谷由実 THE WORMHOLE TOUR 2025-26』。
スケジュールやチケット発売などの詳細は、私の公式ホームページでご確認ください。
XやInstagramなどでも、随時、最新情報をアップしていきます。
TikTokもスタートしましたので、そちらもあわせてチェックしてみてくださいね。