2011年02月16日
忌野清志郎の絵本『ブーアの森』iPhone版、iPad版スタート!!
画・忌野清志郎作画、文・せがわきりの絵本「ブーアの森」、iPad版に続きiPhone版の
配信を開始しました!
清志郎さんが描いた大迫力の原画を美しい画面でご覧いただけると共に、絵本のテーマ
ソング「ブーアの森へ」と、清志郎さんとせがわさんご本人による絵本の読み聞かせ音声も
お楽しみいただけます!
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絵本『ブーアの森』は、清志郎さんが地球へのメッセージ、子どもたちへのメッセージを
絵筆に込めた17枚の絵と、児童文学の執筆などで活躍中のせがわきりさんの文で構成
された「環境絵本」。
TOKYO FMの環境活動「アースコンシャス」の一環として、2002年4月に発行されました。
それ以来、清志郎さんが描いた、美しく且つすごく迫力のある絵と、子どもたちに環境保護
の大切さを伝える内容が評価を得続けて、発売から8年以上経った今でも注文の絶えない
ロングセラー商品となっています。
今回リリースした電子書籍版は、電子版ならではの機能をフル活用!
絵本として子どもも大人も楽しめる内容であることはもちろん、清志郎ファンには貴重な
原画集でもあり、同時に本人の声や楽曲も聴くことが出来る、お宝的アプリケーションです。
『ブーアの森』アプリは、様々な楽しみ方が出来るのが特徴です。
<その1・えほんモード>
◇ご自分でページをめくりながら読み進めます。
◇指でピンチアウトすると絵を拡大することができ、忌野氏の迫力ある絵筆タッチを細部
まで見ることが出来ます。(※iPad版のみ)
◇読み聴かせ音声のオン・オフが選べます。音声はTOKYO FMの古賀涼子アナウンサー
と湯野大輔アナウンサーの朗読で、小さなお子様向けに録りおろしたバージョンです。
<その2・かみしばいモード>
◇自動で絵が変わり、読み聴かせ音声が流れますので、小さなお子様だけでもお楽しみ
いただくことが可能です。
◇音声はTOKYO FMアナウンサーのバージョンです。
その3・清志郎モード
◇作画を担当した忌野清志郎さんと、文を担当したせがわきりさんご本人による読み聴かせ
音声でお楽しみいただくことが出来ます。まるで清志郎さんが本当に読んで聞かせてくれる
かのよう!
※文字は表示されません。
その4・楽曲再生
テーマソング「ブーアの森へ」を聴くことができます。
更に、iPhone版では位置情報の通知を許可すると、ブーアとしょうくんがアナタの
頭上に……?!
配信価格はiPhone版が450円でiPad版が800円……ですが、ナントiPhoneは5月いっぱい
230円、iPadは3月いっぱい450円の特別価格で配信中!
今だけのチャンス!
ダウンロードはおはやめに♪
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投稿者 ハヤシ : 16:00
2009年05月22日
「魂サプリ」の装丁
原田真裕美さんの「魂サプリ」、いよいよ明日(23日・土曜日)発売!
朝のワイド番組「Tapestry」(08年9月放送終了)のリスナーだった皆さんや、
原田さんのコミュニティに登録いただいていた皆さんには、
ホントーにお待たせしてしまいました。
内容については前回のコラムでご紹介しましたので、今回は装丁デザインのお話を。
新刊書籍を出版する際、事前に必ず取次社(本の卸屋さん的役割の会社)6社に、
「この本を出版しますので、書店に置いていただくよう手配をお願いします」と、
見本を持っていきます。
もちろん今回も「魂サプリ」の出来上がったばかりの見本を持っていったわけなのですが、
複数の取次社から、
「この装丁デザインはいいね~」「内容もわかり易くて売れると思うよ」と、
褒めコトバをいくつもいただいたのです。
営業担当のニタンディー曰く、こんなに褒めていただくことはかなり珍しいとのこと。
嬉しいな~♪
その褒めていただいたデザインがどんなんだかとご説明しますと、
サイズは新書サイズと、ちょっと小さめ。
厚さは432ページと、ちょっと厚め。
表紙は、白地にパステルカラーのほんわりした丸がいくつか浮かんでいるというデザイン。
表紙に書かれたタイトル、原田さんの名前、TOKYO FM出版の文字は銀色の箔押し。
表紙の裏はうっすらピンク色。
で、1番特長的なのが、本の上下の角が直角じゃなくて、丸く削ってあること。
それによって、とってもシンプルながらも可愛らしい感じに仕上がっているのです。
実はその分、かなりコストはかかっているのですが。(汗)
黄色い帯もバシっと目につくし、とってもとってもステキ。(自画自賛)
これらは、デザイナーのYさんや、編集を担当してもらったAさんとハヤシの3人で、
「原田さんの今までの本とはちょっと違う感じにしよう」
「常に側に置いておきたくなるようシンプルなデザインがいいね」
「角を丸くしたら可愛いんじゃない?」等々、あーでもない、こーでもないと
アイデアを出し合って、原田さんにもお伺いをたてながら決めたもの。
YさんもAさんもアイデア豊富な面白い人で、
その作業はとってもとっても楽しかったので、出来上がったものを褒めていただて、
本当に嬉しかったのです。
とは言え、本当の評価は書店に本が並んで、それをご覧になった皆さんが決めること。
お買い求めいただけるか、ドキドキでございます。
ひとつ残念なのは、ネットにアップされた表紙画像は、
色が薄くて亡霊のようにボヤ~ンとしか見えず、ハヤシが熱弁した可愛さが
全く伝わらないこと。是非是非、書店で現物をご覧いただければ幸いです。
好評につき注文殺到中で、発売日前にして既に品薄状態になっているため、
もしお近くの書店に無かったら、書店員さんに
“原田真裕美さんの「魂サプリ」を注文したいです”とおっしゃってくださいまし。
おっしゃってちょうだい。
おっしゃってぇ~~~~!!
お友だちへのプレゼントにも最適ですよん。
投稿者 ハヤシ : 16:11
2009年05月08日
忌野清志郎さんの思いが詰まった絵本
まだまだゴールデンウィークが続いているという方もおられるかも知れませんが、
五月病にならぬよう、社会復帰の準備はお済みでしょうか?
……などと人の心配をしている前に、
自分はどーなのよ、大丈夫なの?と、突っ込んでみたり。
万が一、五月病になりかけたら、5月23日(土)発売予定の
原田真裕美さん著「魂サプリ」を読まれることを強く強くオススメ!!
この本の詳細についてはおってまたご紹介しますが(どれだけ引っ張るねん)、
今のうちにタイトルだけでもメモっておいてくださいねん。
さて、ゴールデンウィークの間に、ひとつだけ悲しいニュースがありました。
それは忌野清志郎さんの訃報。
TOKYO FMは清志郎さんには長年に渡って本当にお世話になっていて、関連書籍も
絵本「ブーアの森」、「地球音楽ライブラリー・忌野清志郎」の2冊を出版しています。
特に「ブーアの森」については、
TOKYO FMの環境活動・アースコンシャスに賛同してくださった清志郎さんが
せがわきりさん作の物語に絵を描きおろしてくださったという貴重な一冊。
美大を志したことがあるというだけあって、個性的な絵の数々は本当に素晴しく、
また、地球を大切にしたいというピュアな思いがそこかしこにたくさん詰まっていて、
見る人の心を打つものとなっています。
歌に数々のメッセージを込めていらっしゃったことはよく知られていますが、
絵本を通してもこんなにまっすぐなメッセージを伝えてくれていたんだと、
改めてその才能の大きさに驚かされること間違いありません。
絵本の第二弾、第三弾もいつか出版できたらなんて勝手に思っていたので、
ハヤシも本当に残念。
改めて心よりご冥福をお祈り申し上げます。
投稿者 ハヤシ : 12:27 | コメント (0) | トラックバック
2009年01月30日
石原まこちんさんの自伝的エッセィ「撲殺!青春レコード」
実は出版ハヤシ、先週1週間、A型インフルエンザで倒れてました。ナサケナイ。
インフルエンザの恐ろしさは皆さんも充分にご存知かとは思うのですが、
中にはまだ、風邪と混同している人も居る様子。
ハッキリ言って、その誤解はと~んでもないです。
お年寄りやお子さんだと生命の危険まであるくらい、熱の高さ、身体のだるさは
ただの風邪とはレベルが違うのであります。あなどっちゃぁいけませんよ。
……って、ハヤシもあなどっていたから感染しちゃったのかも知れませんけどね。とほほ。
そんな訳で、人生初タミフルなんていうのも経験したのですが、
処方された際、「異常行動を起こす可能性が言われているので、充分に気をつけて」
って説明を受けました。幸いハヤシは、身に危険を及ぼすような異常行動の兆しは
全くありませんでしたが、熱にうなされながらずっと、なぜか、
「会社に辞表出そう」って考えていたことだけを覚えています。
なんだかよくわからないんですけれど、
「このまま会社に居ちゃいけない」って思ってたみたいなんです。(笑)
おかげ様で熱も下がり会社にも復活し、辞表を出すこともありませんでしたがね。(爆)
皆さんもくれぐれもお気をつけ下さいませ。
さて、ハヤシが熱でうなされている間に、
TOKYO FM出版から新刊書籍が発売されました!
ゆる~い空気感で、映画化もされた人気の漫画「THE 3名様」の作者・
石原まこちんさんの自伝的エッセイ「撲殺!青春レコード」が、それ。
まこちんさんとはハヤシも1度だけ、某所某カフェでご挨拶させていただいたことがあるのですが、
漫画やエッセイさながら、とっても面白くて魅力的な方でした。
まこちんさん以外にも、出版の仕事をするようになってから漫画家の方、
作家の方などとお話しする機会が増えたのですが、皆さんに共通して言えるのは、
とにかく博識で、話題が豊富で、特に自分が詳しい分野については、
とことんまで知識をお持ちだということ。
そしてその知識の深さったらハンパじゃないのです。
もちろん、だからこそ人気作品が描けるわけなんでしょうけれど、
常人とは違うっていうのが、会話をしているだけで明らかにわかるんですよね。
多少文章が上手いとか、絵が描けるからだけで、
その道のプロにはなれないんだなぁと、思い知らされるわけなのです。
でも、この「撲殺!青春レコード」に描かれているまこちんさんの青春時代は、
その才能とは裏腹に、めちゃめちゃ冴えなくて、
「あった!あった!ボクにもそんなこと」って誰でもが共感出来るような、
ちょっと恥ずかしくて笑えるエピソードのオンパレード。
女子にもてなくて、強い男子からはいじめの対象になり、
アイドルが好きで、ゲームが好きで、意気揚々と街に出ればカツアゲされちゃう…
…な~んて、熱血青春ドラマとは間逆の地味で虐げられた(?)学生生活の様子を読むと、
笑い涙にちょっとせつない涙が混じりながら、抱腹絶倒してしまいます。
これを原作に、1本ドラマか映画でも撮れてしまいそうなほど、
そのあまりの冴えなさぶりが逆にドラマチックなのです。
書籍のデザインも、我がTOKYO FMの中でセンスの良さには定評がある
ショーちゃんが担当編集者だけあって、
キッチュでチープシックな感じがとってもオシャレ。
サイズも文庫版、値段も税込み1,050円とお手軽なので、
本屋さんに並んでいるのを見かけたら、是非お手にとってみてくださいね!!
石原まこちん著「撲殺!青春レコード」(税込み価格・1,050円)
TOKYO FM出版より絶賛発売中!!