バス旅スト presented by ウェルネット バスもり!教授とバス旅ストたちによるバス旅大好き番組です

TOKYO FM / JFN38 STATIONS EVERY SUNDAY 12:00-12:25 TS ONE EVERY FRIDAY 19:30-20:00
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近畿

「やまと号」で行く、悠久の歴史に思いをはせる奈良の旅【2】

バス旅の魅力を“音”で感じる「バス旅スト」。“バス旅スト”とは、普段住み慣れた街から遠く離れたあの場所へ、バスに揺られて自由気ままな旅をする人のことです。

12月3日の放送では、関東バスと奈良交通が共同運行する夜行高速バス「やまと号」で行く奈良の旅の後編をお届けします。「明日香周遊バス(かめバス)の1日フリー乗車券」を使って、いにしえの日本の風景が残る明日香村を旅します。
古代のレシピを再現した奈良のご当地鍋を堪能
明日香周遊バス「かめバス」に乗って、「岡戎(おかえびす)前」で下車。停留所から歩いてすぐの食事処「めんどや」で腹ごしらえはいかがでしょうか。訪れる人を面倒見よく、あたたかくおもてなししてくれることから「めんどや」と店名がついていて、明日香村で一番古い食事処として地元の人からも親しまれています。
「めんどや」の名物料理といえば、1,300年前の宮廷料理を再現した「飛鳥鍋」です。牛乳と和風だしのクリーミーなブレンドスープに、赤ワインで下ごしらえした奈良県産の地鶏、無農薬の野菜がたっぷりと入って、身も心もポカポカになる寒い冬にぴったりの一品です。

「飛鳥鍋」はコース料理になっていて、柿の葉寿司、ごま豆腐といった奈良の名産やデザートも付きます。真っ白なスープに野菜の緑が映えて、見た目もヘルシーなご当地鍋を食べてみてはいかがでしょうか。お好みで、鍋の〆にはうどんも注文できます。
太古のロマンに浸れる巨大な石舞台古墳
次にバスで降りたのは、石舞台(いしぶたい)。停留所を降り、しばらく歩くと明日香村のシンボル、石舞台古墳が見えてきます。飛鳥寺を建立した蘇我馬子のお墓ではないかと言われるほか、女に化けた狐がこの石の上で踊ったという伝説や、旅芸人が舞台代わりにしたという言い伝えもあることから“石舞台”と呼ばれています。

奥行き8m、高さ5m、日本最大級の横穴式石室を持つ石舞台古墳。実際に石室の中に入ることもできます。巨石の総重量は2,300tと言われており、当時の土木技術の高さがうかがえます。石の隙間からは陽の光が差し込み、あたりの静けさもあいまって、神秘的な空間の中で、やはり遠い昔に思いを馳せることができます。
明日香村の旅もいよいよ大詰め。最後にやってきたのは、2016年9月にオープンした「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」です。この施設には、キトラ古墳の石室内を再現した展示スペースがあり、古代人が描いた玄武、白虎、青龍、朱雀の壁画の映像を大型マルチビジョンで観賞することができます。時期によっては、期間限定で実物の壁画を公開しています。色彩豊かで躍動感たっぷりの壁画に圧倒されること間違いなしです。
明日香村には、石舞台古墳をはじめ、ユニークな史跡や石像物が点在しています。鬼が村人を料理して食べて、用を足したと言われる「鬼の俎(まないた)・鬼の雪隠(せっちん)」、橘寺にある、人間の善と悪を表した「二面石」、動物の形をした「猿石」と「亀石」、そして幾何学模様が施された「酒船石」など。これらの不思議な遺物に触れ、太古のロマンに浸ってみてはいかがでしょうか。
【今回のバス旅で利用したのは?】
やまと号
【バス旅の乗り方&乗り換え方法】
?飛鳥寺→岡戎→石舞台古墳→飛鳥駅
◆乗車バス・・・「かめバス」 明日香周遊バス(赤かめ)
◆岡戎・・・・・「岡戎前」で下車
◆石舞台古墳・・「石舞台」で下車

?飛鳥駅→キトラ古墳壁画体験館
◆乗車バス・・・「飛鳥キトラ線」
◆のりば・・・・「飛鳥駅」
◆おりば・・・・「キトラ」

※上記情報は2017年11月現在のものです。また、曜日・日程等により異なる場合があります。最新情報(ダイヤ、乗り場等)はWEBページをご確認ください。

●「かめバス」明日香周遊バス(赤かめ)/「飛鳥キトラ線」・・・明日香村
【オンエア楽曲一覧】
「古墳へGO!」レキシ
「Viva La Vida」Coldplay
「新宝島」サカナクション
【高速バスはアプリで買える! スマホアプリ“バスもり!”とは】
http://www.busmori.jp/Concierge/lp/
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