バス旅の魅力を“音”で感じる番組「バス旅スト」。“バス旅スト”とは、普段住み慣れた街から遠く離れたあの場所へ、バスに揺られて自由気ままな旅をする人のことです。

2月17日のオンエアでは、近鉄バスと山交バスが共同運行する夜行高速バス「アルカディア号」に乗って、山形から大阪へのバス旅をお届けしました。

夜行高速バス「アルカディア号」で、山形の山交ビルバスターミナルから、大阪のなんばOCATビルへ向かいます。「アルカディア号」の終点は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン。山形からUSJへ遊びに行くのにも便利なバスです。

一日一往復のアルカディア号は、日本海東北自動車道、北陸自動車道、名神高速道路、阪神高速を進み、一般道も含めるとおおよそ775kmの道のりを走ります。乗車時間は、山形を夜7時40分に出発し、大阪のなんばには翌朝7時半頃到着します。

座席は3列独立シートになっていて、各席に厚手のブランケットが置かれています。また、車内Wi-FiやUSBコンセントも完備しているので、大阪で何を食べるか調べるのにも便利です。充実した車内環境で、ゆったりと快適なバス旅を楽しみましょう。

OCATビルに到着し、最初に向かったのは、ブラック・ゲート・マーケット。略してB・G・M。正式名称は「黒門市場」です。

黒門市場は、日本橋駅10番出口を出てすぐ。お惣菜、お肉、果物、野菜、お菓子に飲食店など、総延長580メートルのアーケードに、およそ170軒のお店が軒を連ねる、まさに“なにわの台所”。朝の9時を回る頃から、一日中にぎわい、外国人観光客も多く訪れる人気スポットです。

黒門市場でのおすすめは、明治38年創業の老舗鮮魚店「深廣」。ミシュラン店と同じ最高級ネタを卸値価格で選べるのが嬉しいお店です。

ここではぜひ“えらんで丼”を食べてみてください。売り場にある好きな魚を選んで、ご飯にのせて食べる“どんぶり”です。サーモンやマグロ、ウニ、ホタテ、赤貝、エビなどが人気です。また、選んだ魚は刺身や焼きものにもしてくれます。

黒門市場を後にし、道頓堀へやってきました。右を見ても左を見ても巨大な立体の看板が宙にひしめいていて、迫力に圧倒されます。

隣の店の看板より、いかに目立って笑わせて、お客様を満足させられるか。派手な看板には、そんなナニワのサービス精神やたくましい商いの魂が詰まっています。道頓堀は、いわば、大阪のハートが120%詰まった街なのです。

道頓堀では、「たこ家道頓堀くくる」を経営する白ハト食品工業が2011年にオープンさせたフードテーマパーク「コナモンミュージアム」を訪ねました。

地下一階では、「くくる」の職人さんがマンツーマンでたこ焼の焼き方を指導してくれる「たこ焼作り」が体験できます。体験の最初に、タコをはじめ、たけのこ、焼き鳥、ベーコントマトなど全部で18ある食材の中から3つを選びます。一番人気はチーズ。変わり種としてグリコのキャラメルなどもあります。「くくる」のたこ焼の特徴は、仕上げに白ワインを使うこと。味が引き締まってまろやかになったたこ焼を堪能しましょう。

コナモンミュージアムには、他にもロウ細工でオリジナルの「たこ焼サンプル」が作れる体験メニューもあり、大阪らしいお土産として喜ばれています。

【今回のバス旅で利用したのは？】
アルカディア号

【バス旅の乗り方＆乗り換え方法】
大阪 → 山形
◆乗車バス・・・アルカディア号
◆のりば・・・・山形駅前
◆おりば・・・・近鉄なんば駅西口（OCATビル）

※上記情報は2019年2月現在のものです。また、曜日・日程等により異なる場合があります。最新情報（ダイヤ、乗り場等）は各バス会社のWEBページをご確認ください。

●アルカディア号・・・近鉄バス ／山交バス

【オンエア楽曲一覧】
「大阪ストラット」ウルフルズ
「Eat It」アル・ヤンコビック

【高速バスはアプリで買える！　スマホアプリ“バスもり！”とは】
http://www.busmori.jp/Concierge/lp/

【ふるさとチョイス｜今回、旅した街のふるさと納税情報】
大阪府

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