バス旅の魅力を“音”で感じる番組「バス旅スト」。“バス旅スト”とは、普段住み慣れた街から遠く離れたあの場所へ、バスに揺られて自由気ままな旅をする人のことです。

3月11日のオンエアでは、西日本ジェイアールバスと明光バスが共同運行する高速バス「白浜エクスプレス大阪号」の旅の後編をお届けしました。

前回、大阪と和歌山県の南紀白浜・アドベンチャーワールドの間を1日10往復している便利な高速バス「白浜エクスプレス大阪号」に乗り、南紀白浜のアドベンチャーワールドを堪能したバス旅。愛らしいジャイアントパンダと間近で接することが出来ました。

さて、南紀白浜といえば、やっぱり温泉です。白浜温泉は、愛媛の道後温泉、兵庫の有馬温泉と並び日本三古湯と云われていて、日本書紀や万葉集にも登場する由緒正しい温泉でもあります。

それぞれの宿ごとにある自慢の内湯の他にも、エリアには「牟婁の湯」「崎の湯」「松乃湯」「白良湯」「しらすな」「綱の湯」という6つの外湯があり、誰でも入ることができます。
万葉集に謳われたのが牟婁の湯、崎の湯は太平洋に面した露天の岩風呂で、古くは斉明天皇と中大兄皇子が入湯したという話も伝わっています。

さらに街のあちこちには気軽に入れる「足湯」があるので、温泉に入る時間はちょっと・・・という方にオススメです。

崎の湯に向かう道ばたにあるのが“いでゆ反対たまご”。白身が柔らかくて黄身が固い、いわゆる温泉たまごです。半熟たまごとは反対なので、反対たまごと呼ばれるようになりました。そばにある源泉の成分がたまごにしみているから、ほんのり塩味も感じられて、おいしくいただけます。

お酒好きのバス旅ストは、地元のクラフトビール、ナギサビールの工場見学なんていかがでしょうか？　絶景で有名な“三段壁”（さんだんべき）のバス停から歩いて20分ほどです。このナギサビールは、南紀白浜でビールを造り始めて20年以上になる、クラフトビールとしては古参の醸造所です。

クラフトビールの製造工程をじっくり見学したあとは、試飲コーナー（有料）で出来たてのビールをいただきましょう。定番の“ペールエール”、ホップの効いた“IPA”、地元の有田みかんをたっぷり使った“みかんエール”など、そのときどきで様々なビールに出会えます。

これぞ、車を運転する必要のないバス旅ならではの楽しみ方。普通の観光だけでは飽き足りない方におすすめです。

【今回のバス旅で利用したのは？】
白浜エクスプレス大阪号

【バス旅の乗り方＆乗り換え方法】
?アドベンチャーワールド → 南紀白浜温泉／崎の湯
◆乗車バス・・・明光バス 浜町内循環線「102」
◆のりば・・・・「アドベンチャーワールド」
◆おりば・・・・「湯崎」

※白浜温泉旅館協同組合に加盟するホテル・旅館をご利用の方はコチラの無料シャトルバスもご参照ください。

?崎の湯 → ナギサビール
◆乗車バス・・・明光バス 浜町内循環線「12」「30」「90」「101」「105」
◆のりば・・・・「湯崎」
◆おりば・・・・「三段壁」

※上記情報は2018年2月現在のものです。また、曜日・日程等により異なる場合があります。最新情報（ダイヤ、乗り場等）は各バス会社のWEBページをご確認ください。

●明光バス 浜町内循環線・・・明光バス

【オンエア楽曲一覧】
「温泉」くるり
「渚」スピッツ
「笑顔」いきものがかり

【高速バスはアプリで買える！　スマホアプリ“バスもり！”とは】
http://www.busmori.jp/Concierge/lp/