バス旅の魅力を“音”で感じる新番組「バス旅スト」。“バス旅スト”とは、普段住み慣れた街から遠く離れたあの場所へ、バスに揺られて自由気ままな旅をする人のことです。

10月1日のオンエアでは、“バス旅スト”が京都を出発し、大阪、神戸を経由して宮崎県の延岡市、宮崎市へ向かいます。近鉄バスが運行する高速バス「ひなたライナー」に乗り、始発の「京都駅八条口」から終着の「宮交シティ」までのバス旅の始まりです。

「ひなたライナー」の車内は３列独立シートで、コンセントや座席を仕切るカーテン、空気清浄機などの設備が充実。そして旅のお供には“バス旅スト 三種の神器”と呼ばれるアイマスク、耳栓、首枕を持参しましょう。これさえあれば長旅も快適に過ごせます。

バスに揺られること14時間。朝の８時頃、「ひなたライナー」は終着であるバスターミナル「宮交シティバスセンター」に到着です。ここで“バス旅スト”として購入をオススメしたいのが、“宮崎交通全線 １日乗り放題乗車券”。宮崎市内や青島、鵜戸神宮、飫肥など日南方面への観光にうってつけで、お値段も1,800円ととってもお得。ガイドブックで事前に調べるのもいいですが、宮崎交通のカウンターには気さくなスタッフさんがいらっしゃるので、オススメの観光スポットを聞くなど、現地の方と交流を深めるのも旅の醍醐味かもしれません。

さぁ、いよいよ観光へ！…でもその前に、バスターミナル周辺には朝から営業しているお店もあるので、まずは腹ごしらえ。朝食を済ませてから、白地に爽やかな紺と青のラインが入った宮崎交通の路線バスに乗り込み、まずは空港方面へ向かいます。

南国情緒漂うフェニックスの並木を車窓から眺めていると、空港あたりの道路で埴輪がお出迎えしてくれます。そして、空港を過ぎて、JR日南線沿いを走る日南海岸ロードパークを南へ約30分行くと、宮崎を代表する小さな島“青島”が見えてきました。

青島は、亜熱帯性の木々に覆われ、海岸と弥生橋と呼ばれる橋一本で結ばれた島。南国情緒と神秘的な雰囲気が漂うこの島は、海幸彦、山幸彦の神話の舞台になっています。そして島全体を覆う岩盤は、波の形をしていることから「鬼の洗濯板」と呼ばれています。干潮時は洗濯板の上を歩くこともでき、自然が作り出した凸凹の巨大アートを間近に体感できます。

そして、青島が人気を集めるもう一つの理由。それは、青島神社が縁結びの神社であるということ。ビロウの樹に囲まれた拝殿や元宮は独特な雰囲気を醸し出し、パワースポットとして多くの観光客で賑わっています。さらに2011年にはミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで２つ星を獲得しました。

もともと新婚旅行のメッカだった時代もある宮崎。異国情緒漂う街で、あなたも大切な人と古き良き時代にタイムスリップしてみてはいかがでしょうか。なお「ひなたライナー」では、2017年10月16日から25日までの期間、京都・大阪・神戸から延岡・宮崎まで均一運賃5,000円の割引キャンペーンを実施。通常、京都から宮崎まで、１万2000円のところが5,000円とお得になっています。

【バス旅の乗り方＆乗り換え方法】
?ひなたライナー(京都・大阪・神戸〜宮崎)
●京都駅八条口　18:25発　※乗降場所はF3
●大阪駅前（地下鉄東梅田駅）　19:21発　※乗り場は?番
●三宮駅（ミント神戸バスターミナル）　20:15発　※乗り場は7番のりば
?宮交シティ〜青島　行き
●宮交シティ　バスのりば17番18番のりば　バス番号　910・920・930
　※最新のダイヤや詳細はコチラをご参照ください。
●「青島」停留所を降りた現地のMAPはコチラ
★このバス旅の続きは次週をお待ちください★

※上記情報は2017年9月現在のものです。また、曜日・日程等により異なる場合があります。最新情報（ダイヤ、乗り場等）は各バス会社のWEBページをご確認ください。

●ひなたライナー・・・近鉄バス
●宮交シティ〜青島・・・宮崎交通

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【オンエア楽曲一覧】
「轍」（コブクロ）
「Take It Easy」（Eagles）
「若い広場」（桑田佳祐）