【TOKYO FM #4】ウォームビズのススメ[2022.09.28]
TOKYO FM『ONE MORNING』をはじめとしたJFN各局で、各地のリスナーと一緒になって“快適・健康でお得”“家族にも地球にもやさしい暮らし方”の実現に向けて環境省が勧める具体的なアクションプランでCOOL CHOICEの取り組みのひとつでもある、『おうち快適化チャレンジ』そして『ゼロカーボンアクション30』について、全8回に渡ってご紹介。
『ONE MORNING』では、第4回!冬に向けた服装のお話、です。
今回のテーマは、『ウォームビズのススメ』
この夏も全国的に暑かったですよね。そんな夏の過ごし方として、夏の暑い日でも、軽装などによって適正な室温で快適に過ごす『クールビズ』は定着しているかと思います。この活動は、2005年から地球温暖化対策の一環として政府が呼びかけ、今年で17年になります。無理せずにジャケットを脱いで過ごすことで、過度にエアコンの設定温度を下げることも減らせるので、エネルギー消費量も抑えられる、など快適なスタイルとして意識するきっかけにもなりましたよね。
そんなクールビズとともに、環境省が2005年から呼びかけているのが、今回のテーマである、『ウォームビズ』です。
これは、一言でいえば、「過度な暖房に頼らず、冬を快適に過ごすライフスタイル」のことを指します。「クールビズ」では、冷房使用時に室温28度を目安にすることが知られていますが、「ウォームビズ」の暖房使用時は、室温20度を目安とされています。エアコンの設定温度ではなく、適切な温度調整を実施しつつ、なるべく環境負荷を下げよう!という取り組みです。
さらに、「ウォームビズ」では「衣」「食」「住」のひと工夫で暖かく過ごす方法も示しています。
「衣」…「首」「手首」「足首」という“3つの首”を温める。これはマフラーや手袋、レッグウォーマーを活用することでクリアできますよね。最近は薄手の生地なのにしっかり身体を温めてくれる機能性素材を使ったモノがたくさん出ているので、それらを活用すれば、着膨れも心配ありません!
「食」…「ウォームビズ」にオススメな料理は、なんと「鍋」です!熱々の鍋を食べることで、身体の中から温まるのはもちろんのこと、鍋の湯気や熱気で部屋を温める効果も期待できるので一石二鳥、ということです。鍋の食材選びをする際、地元のモノを積極的にチョイスすれば、「地産地消」につながってCO2の排出を減らすことに貢献できますね。これには、「水炊き」好きなユージさんも、「豚しゃぶ」好きな吉田明世さんも納得のご様子。
家族と一緒に住んでいる方や、友だちとルームシェアしている方は、同じ部屋に集まって「鍋」を囲むことで、部屋を温めるのがひと部屋で済みます。環境省ではこのシチュエーションのことを「みんなで“暖”を取る」=「ウォームシェア」と呼んでいます。部屋の暖房を止めてみんなが集まっている場所に行くことで、結果的にエネルギーの使用量を減らすことにつながれば、いいですよね~。
そして「衣」「食」「住」の最後、「住」では、温度計、湿度計を置くことで、室内環境を“見える化”することを推奨しています。部屋の温度や湿度がどのくらいなのか、把握していると設定温度を無駄に上げることなく過ごすことができるので、これがオススメされています。いまは、湿度計付きの温度計は100円ショップなど、どこでも安く手に入るので、すぐに導入しやすいのではないでしょうか?
さらに、冬場はお風呂の時間も「ウォームビズ」にとって大切な要素。
38度〜39度程度のぬるめのお湯に20分くらい浸かれば、湯冷めもしにくくなりますし、「ゆず」、「しょうが」、「大根」などを入れることで血行促進なども期待できるので、冬のバスタイムも上手に活用したいですね。
もちろん、通勤通学で一駅分を歩いたり、3フロア分の上り下りでエレベーターなどを使わずに階段を使うなど、積極的に身体を動かすことで体温を上げることもできるので、ぜひチャレンジしてみましょう!
『COOL CHOICE』、あなたもできることから始めてみませんか?
次回も、お楽しみに!