今月ご乗船いただいているのは、日本、そして世界で走る楽しさを普及している、マラソンランナーの谷川真理さんです。

第3回目の旅先は、「ベルギー・ブリュッセル」についてお話を伺いました。


ー 感激の美味しさで、2人分くらい一気に食べちゃいました(笑) ー



干場「1994年の世界ハーフマラソンでは、見事準優勝、激しいデッドヒートが繰り広げられましたが谷川さんの印象にも強く残っているんですか?」

谷川「すごく残っていますね。グラン=プラスがゴール地点だったんですけど、私、3番くらいを走っていたんですよ。グラン=プラスの周りって、わりと石畳なんですよね」

干場「石畳って、走りにくくないんですか?」

谷川「走りにくいんですよ。向こうの方は人工マットみたいなものを敷いててくれたんですよ”もうちょっと頑張ったら、優勝できちゃうかな?”と思って、頑張って走ってたら。1人の選手が、石畳のそれにつまづいちゃったんですよ」

干場「確かに段差がありますもんね」

谷川「人工マットを敷いていたら、下の路面状況が分からないじゃないですか。
彼女はそこでつまづいてしまい、私はさっと抜け出たんですよ。トップはいけなかったんですけど、2番を死守できたという、そういう思い出のある大会でしたね」

干場「どういう風な光景が見えてくるんですか?」

谷川「歴史ある建物の中を縫って走るっていう所でしたよね。一番はグラン=プラスのあのへんは、ベルギーワッフルが有名ですよね。
どこに行っても、ワッフルの甘い香りがそこら中にするんです、私、びっくりしちゃって(笑)」

干場「それは甘い香りで幸せじゃないんですか?」

谷川「レースを控えてるので、体重を増やしたくないので。甘いものをずっと控えてるんですよ」

干場「逆に酷だったりするんですか?」

谷川「そうなんです、食べられないんですよ(笑)。選手村で、世界各国から5人の選手が来るわけなんですけど。
そこの食事でコース料理が毎回1人ずつ出てくるんですよ。最後に必ずドルチェが出てきて、私はレース前だから食べられないんですよ」

干場「それはカロリーオーバーを気にして?」

谷川「そうですね、ずっと我慢していて。
なので、私的にはワッフルの香りを嗅ぐと、その時に我慢していた思いを思い出し…でも、走り終わって準優勝できたので、そのワッフルが本当に美味しかったんです。
感激の美味しさで、2人分くらい一気に食べちゃいました(笑)」

干場「走ることで、様々な土地を旅されている谷川さんですが、旅先で”走り続けてよかったな”と実感されることもあるんですか?」

谷川「だとしたら、いろいろな風景が見られたり、そこならではの風景を楽しむことができるっていうことなのかな。
あと、運動した後の食事って美味しくなりますよね。走っていて、体を動かすっていうことは五感が研ぎ澄まされるのではないかなと思いますね」

干場「感受性が、普通の人の10倍くらい働いているのかもしれませんね」

谷川「たぶん外にいると、そういうのを感じるんじゃないでしょうかね」


「香港発着のプレミアム船・ゲンティンドリーム」

保木「去年の11月に、香港発着のプレミアム船が就航したんですね。
ドリームクルーズがやっている、ゲンティンドリームという船で15万1300トン、長さが335メートルということは、東京タワーを横にした感じですね。
幅が40メートルあって、お客様の数も3352名、クルーの数だって2000人以上乗っているんですよ。
”それで驚いてはいけない”っていう感じなんですよ。レストランだけで35箇所以上あるんですね。

実は、私がすっごい興味を持ったのが、4人乗りの潜水艦を2隻搭載してるんですよ。
非日常の、さらに非日常ですよね。
料金的には4人乗りで割高かなと思うんですけど、試す価値はあるかなと思いますね。
週末の気分転換に、香港まで行ってホテルにチェックインせずに、このゲンティンドリームに乗られるのも、ちょっとしたアイデアかと思いますね」