オンエアレポート

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07
Thu

ゲストは…映画「ひとよ」白石和彌監督



きょうは、11/8から公開が始まる映画「ひとよ」
メガホンをとった映画監督の白石和彌さんを
お迎えしました!


〈もう一度聞きたい!友達に教えたい!聴き逃した〜!〉
radikoタイムフリー/TOKYO FMでお聴きください!
※一週間以内のみ聴収可
※TOKYO FM以外でお聴きの方は、 radikoへアクセスして、
タイムフリーのページから番組を検索してください。



北海道出身の白石監督。
これまで手がけてきた作品には
第37回日本アカデミー賞優秀監督賞・脚本賞など、
各映画賞を総なめにした「凶悪」
そして「日本で一番悪い奴ら」「孤狼の血」などなど
ハードな作品の印象がありますが
このたび手がけた「ひとよ」は、とある家族を描いた
ヒューマンドラマ。

原作は舞台作品で、それを見たプロデューサーが
白石監督に声をかけてこの度の映画化となったそうです。

白石和彌監督
「(ひとよは)一つの夜、ある夜ということですけど
ダブルミーニングで、人に世の中で“人世”という
意味もあるんじゃないかなって。
(中略)
“凶悪”とか“日本で一番悪い奴ら”とか、
ほぼ、暴力(シーン)がある映画ばかりを撮っていたので
嬉しかったですね。こういう静かな家族の作品も
僕に欲してくれるんだって。」



3人兄弟を演じるのは佐藤健さん、鈴木亮平さん
松岡茉優さん。その母親に田中裕子さん。
そしてその家族のまわりには、音尾琢真さん
浅利陽介さん、MEGUMIさん、佐々木蔵之介さんら
素晴らしい役者さんがご出演!




美雨さん
「みんなそれぞれが愛おしいし、痛々しい…。
監督にとって“家族の結びつき”というものは
どう思われますか?何を持って強い、愛が深いと…」


白石和彌監督
「やりながら思っていたのは
血の繋がった血族だと面倒くさいなって。
それは好むと好まざるに関わらず
そこに生まれてきて、いつのまにか
兄弟って気づいたら隣にはいるんだけど
根本的には他人じゃないですか。
とはいえ、大変なことが起こっても
そこで切ることはなかなかできない。
そこが辛いんですけど、母の愛とか
無償でくれることは当然素晴らしいことで
わかってはいるんだけど、それに
子どもたちはどれだけ応えられるのかって
色んなことを考えましたね。
(中略)
自分にとって特別な夜でも、人にとってはただの夜だと。
それって、当たり前な事なんですけど
その言葉が(原作の)戯曲でもあって。
そこもすごく心を打たれたところ。」


♪白石和彌監督リクエスト♪

M. BROTHER/OKAMOTO’S

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ゲストの方に「もっとリラックスしていただこう!
ホッと一息ついていただこう!」というお時間。
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たくさんないと料理をするのが楽しくない。
(得意料理は)男料理のざっくりしたもの、あら汁とか!
お金をかけちゃいすぎるので
(奥様に)どこで買ってきたの!?って
怒られることのほうが多いですね(笑)」



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