オンエアレポート

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31
Mon

2020-08-31 プロ棋士 杉本昌隆さん


藤井聡太さんの師匠!
プロ棋士の杉本昌隆さんをリモートで
お迎えしました。


〈もう一度聞きたい!友達に教えたい!
聴き逃した〜!〉
radikoタイムフリー/TOKYO FMでお聴きください!
※一週間以内のみ聴収可
※TOKYO FM以外でお聴きの方は
radikoへアクセスして、
タイムフリーのページから番組を検索してください。



杉本さんは、1990年、21歳でプロ棋士になり
プロになられて約30年!
昨年2月には50歳で八段に昇格されました!

そして、史上最年少で二冠を達成された
藤井聡太さんの師匠としても注目を集めています。

弟子である藤井さんへの愛情も綴られている
杉本さんの著書
「弟子・藤井聡太の学び方」
「悔しがる力 弟子・藤井聡太の思考法」がPHPから出版されています!


杉本昌隆さん
「師弟関係があまり好きではないというと
語弊があるんですが、師匠だから、弟子だから
お互いの関係をはっきりさせてしまうのが
あまり得意ではなくて・・・
師匠とはいえ、学びたいものがたくさんある。
将棋の世界は奥が深いので、未だに自分も
将棋のことがわかっているとは言えないし
引退するまで、ずっとわからないんだろうなって
正解を探して模索している最中。
そういう意味では道を極めたい思いがあって
プロを目指す少年と全く同じ感情なので
同じ道を目指す同志。

(藤井さんから学べたこととは?)

彼の将棋は小賢しさが全くない。
ずるさとか相手の裏をかいて勝とうというのが
なくて、毎回しっかりよんで考えて
常に最善を追求するスタイル。
これは、できそうでなかなかできない。
将棋はいい手を積み重ねて勝つというよりも
相手が間違えて結果としてそれを咎めて
勝つことがすごく多いんです。
だから相手に間違えさせることが
実は手っ取り早い勝ち方で
戦術としてもあるんですが
藤井聡太二冠は子どもの頃からまっすぐで
相手の間違いを期待していない。
とにかく自分の最善を尽くしている。」



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【森永乳業 Cafe Talk】
ゲストの方に
「もっとリラックスしていただこう!
ホッと一息ついていただこう!」
というお時間。
用意した商品に隠されている質問にお答え頂きます。

Q.贈り物をして喜ばれたものは?

「藤井二冠がタイトル戦を翌日に控えている
前日にマスクと消毒液をプレゼントしました。
そのときはまだマスクが手に入りづらかったので。
(対局前に言葉で元気づけたり、励ましたりすることってあるんですか?)
“がんばれ”って言うのがあまり好きではなくて
弟子たちはそんなことを言わなくても頑張っているから
“いい内容にするように”っていう
言葉をかけています。
負けてもいい内容はある。
結果は二の次で、その人にとって
いい一日であったり
いい内容であることが大事。」



◇◇◇杉本昌隆さん 棋士データベース 日本将棋連盟 ◇◇◇