オンエアレポート

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Tue

2021-02-09 シンガーソングライター・文化通訳家 ネルソン・バビンコイさん

日本を愛するアメリカ人シンガーソングライターで
文化通訳家のNelson Babin-Coy(ネルソン・バビンコイ)さんをお迎えしました♪



アメリカ・カリフォルニア州
バーバンク生まれ、現在35歳。
15歳のときに群馬県太田市に短期留学を
したことをきっかけに日本が好きになり
“人生が変わった”というネルソンさん。

アメリカの名門・UCバークレーを卒業後
日本での暮らしをスタートして10年以上
永住権も取得されています。

そして初の電子書籍がEJ新書から
発売中です!
『J-POPを英語で届ける「文化通訳家」のしごと
米津玄師、SEKAI NO OWARIの歌詞をどう訳す?』


これまで、THE BAWDIES、ゲスの極み乙女
米津玄師さんの「パプリカ」
SEKAI NO OWARI「ANTI-HERO」などの
英語詞を手がけられているネルソンさんが
“文化通訳家”と名乗るようになったのは…

ネルソン・バビンコイさん
「“桜が散る”という表現も昔から日本には
あるんですけど、日本人が想像すると
出会いと別れ、いろんな感情になる。
その桜が散る気持ち、表現をどうやって
英語にして伝えていくか。
それを深く、文化を伝えていく。
英語でも日本語って素敵だなって思わせること
英語にはない表現だけど、新しい文化や
新しい言葉に興味を持つきっかけにも
なったらいいなと思いながら。」

美雨さん
「色んな背景も込めた“文化”を通訳する。
双方に伝えるお仕事。」

ネルソン・バビンコイさん
「食い違いや、勘違いというのは
結局、相手の言おうとしていることを
理解せずに、勝手に解釈して、反発していく
っていうのが、今の社会の問題。
それを解消していくには、両方の文化
両方の言葉を知っていれば
こういうこと言おうとしているよって
架け橋になれるような気がして。
言葉で終わらず、もう一歩深く読み込んで
何を言おうとしているのか、その意味の裏に
あるものは何なのかっていうことを
伝えていく仕事です。」


そしてSEKAI NO OWARIの
Fukaseさんとも長らく親交がある
ネルソンさん。
「Dragon Night」のサビの歌詞の発音も
2人でやり取りをしている中から
生まれたそうです!



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【森永乳業 Cafe Talk】
ゲストの方に「もっとリラックスしていただこう!
ホッと一息ついていただこう!」というお時間。
用意した商品に隠されている質問にお答え頂きます。

Q. 新しいスキルをひとつマスターできるとしたら?

「楽器ですね。ピアノは独学でしか
弾けないんですけど、ピアノがマスター
できたら、いい曲も書けるんだろうなって(笑)
もうちょっと上手くなりたいなって。
(音楽には)やっぱり限界っていうか
上がないじゃないですか。常に良くなれる。
向上心は消えないような気がしている。」


◇ネルソン・バビンコイさん オフィシャルサイト◇