オンエアレポート

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2021-10-07 NPO法人 日本こども支援協会 岩朝しのぶ さん

NPO法人 日本こども支援協会の代表理事
岩朝しのぶ さんをお迎えしました。

毎年10月は『里親月間』
そして、10月4日は『里親の日』でした。
毎年「One Love」と書かれたハートの
チラシを全国で配布され、たくさんの方に
「里親制度」について知ってもらおうと
活動をされています。

ひとえに“里親”といっても様々な形があります。

岩朝しのぶさん
「“特別養子縁組”は、裁判所に提出をして
親子となって、戸籍上は実子として親子と
なっていく、親権も持って親子になっていく
制度なんですけど、実はこれはほんのごく一部で
年間に600人ぐらいが
この制度で親子になっているんですけど
今日本が必要としているのは
“養育里親”といって、一定の期間。
子どもによってニーズが違うので
1週間・1ヶ月・1年間だったり
18歳までお願いしますっていう人もいる。
例えば、親が服役していたり、精神疾患で
ちょっと出口が見えない、期間が読めなくて
長期になるだろうと見込まれる子どもを
家庭に迎え入れて養育していくという
“養育里親”を主に募集しているんです。」

美雨さん
「岩朝さん自身も養育里親でいらっしゃいますね。
(お子さんは)おいくつになられましたか?」

岩朝しのぶさん
「14歳になりました。
ソフトボールをやっていて
真っ黒になって遊んでいます。
最初に、4歳で私に託されたときは
本当に力のない子どもで
立つこともままならない状態でした。
でも、こうやって10年たって
笑って過ごせる毎日があって
人生を取り戻せていると思うんですよね。
こういった子どもたちが
本当にたくさんいるので
この子だけを見てくれる存在というのが
本当に大事で、施設の先生たちは
もちろん一生懸命育てているんですけど
どうしてもご自身の結婚や退職があったり
育児休暇があったり、養育が途切れてしまうので
家庭であれば、私がもし妊娠しても
養育は途切れないので、こういった形で
子供の環境を継続的に
整えていくというのが大事ですよね。
心身ともに傷を負った子ども達が来ますから
生まれてたった数年で、命は助かっているけれども
人生を失おうとしているこの子達を
一人ずつ丁寧に育て直さなきゃいけないという
状況にあります。」


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