2025年09月13日
今夜ゲストにお迎えしたのは、書籍『水族館飼育員のただならぬ裏側案内』を発売された、元・水族館飼育員のなんかの菌さんです。
なんかの菌さんは、1983年、長野県のお生まれです。
神戸大学大学院にて美術史学を専攻後、水族館の採用試験で物好きな館長に採用され、長年にわたり生き物の飼育を担当されました。
現在は、生きものを中心としたイラスト制作なども請け負っていらっしゃいます。

──水族館の重要な役割
茂木:本当に、水族館というのはこんなに色んな仕事があるんだなと思ったんですが…。書籍『水族館飼育員のただならぬ裏側案内』にお書きになっている中でなるほどと思ったことは、皆さん、それぞれ色んな研究をされていて、忙しい業務の合間に論文を書かれたりしているんですね。水族館の研究の機能というのは大事ですね。
なんかの菌:そうですね。もうまさしく、水族館の重要な役割の1つだと私は思っているんですけれども。
茂木:種(しゅ)の保存と言うか、水族館がないと維持していけない希少な個体、種もいるということで。
なんかの菌:はい。「日本ではこの水族館でしか見れないよ」という生き物がいますので。彼らを大事にしつつ、今後どうしていくのか、ということを考えなきゃいけないので、とても重要なことです。
茂木:考えてみますと、今はデジタル全盛の時代ですけど、実際に目の前に海の生き物、淡水の生き物がいるという、これはやっぱり、特に子供たちが受ける印象は違うんじゃないですかね?
なんかの菌:そうなんですよ。検索すればその画像が出てくるんですけど、最近生成AIの画像がすごく多くなってきてしまって、いない生き物がいるかのように動画が作られたりしていることもあるんです。でも水族館では、実際に生きている生き物をそのままに見ることができるので、貴重な機会ではあると思います。

茂木:そうですね。
このご著書の中にもちょっと書いてあるんですけど、“自宅で飼育する”というのは皆さんもやっていらっしゃると思います。自宅で海の生き物や淡水の生き物を飼うポイントとか何かがありましたら…。
なんかの菌:まず前提として、“その生き物の命を、死ぬまで預かるんだ”という覚悟が必要だと思います。それを持って頂いて、その上で、生き物の飼育を楽しんで頂きたいんですけれども。
私が飼っているのはカナヘビなんですが…。
茂木:そうなんですか! この本の中にもカナヘビがありましたけど。
なんかの菌:はい、カナヘビを飼っております。可愛いんですよね。
茂木:可愛いですよね。カナヘビは身近にもいると思うんですけど、どういうところが魅力ですか?
なんかの菌:カナヘビというのは『ヘビ』が付いてるんですけど、蛇ではなくてトカゲなんです。大体20センチぐらいで、尻尾が長くて、その尻尾がすごい綺麗ですし、顔もシュッとしていて、目がちょっとクリっとしていて、もうとっても可愛いんです。
茂木:行動はどうですか?
なんかの菌:行動は、結構素早い感じです。
茂木:そこら辺にもよくいますもんね。
なんかの菌:います。だから皆さんも見たことがあると思うんですけど、是非ちょっと捕まえてみて、観察をしてみてください。尻尾を捕まえてしまうと尻尾が取れてしまうので、そこは気をつけながら観察してもらえると。
茂木:興味を持たれた方が多いんじゃないでしょうか。でも、カナヘビの飼育のセットアップはすごく大変で、色々機材を揃えていましたよね。

なんかの菌:そうなんですよ(笑)。紫外線のライトが必要なので、飼い始めるとすごくお金はかかってしまいますね。やっぱり覚悟がないと。
──なんかの菌さんの『夢・挑戦』
茂木:この番組は『夢・挑戦』がテーマなんですが、なんかの菌さんのこれからの『夢・挑戦』は何でしょうか。
なんかの菌:ずーっと長い先までも、皆さんには水族館を好きになって頂きたいという思いがあるので、ちょっとでもその助けになりたいなと思っています。
茂木:もう既に素晴らしいお仕事をされていますけども、これからは世界の水族館との何かがあるかもしれませんし…。最近の水族館は、インバウンドの方はどうなんですか?
なんかの菌:多いと思いますよ。
茂木:そうですよね。だから日本の水族館というのも、これから世界的に注目されるところがあるかもしれませんね。
なんかの菌:そうですね。海外と日本では全然違うんですよ。
茂木:アプローチが?
なんかの菌:違いますね。日本の水族館は本当に個性がありまして。海外だと皆同じような感じで、「太平洋の海〜」とか、「ヒトデがいるね〜」、みたいな感じの造りなんですけれども、日本の水族館はテーマがちゃんと決まっていて、そのテーマに従って展示をしているので。
茂木:なるほど。そういうところも含めて、これからますます、なんかの菌さんのお仕事が楽しみですね。
なんかの菌:ありがとうございます。
茂木:なんかの菌さんは、現在、集英社インターナショナルより『水族館飼育員のただならぬ裏側案内』を発売されていらっしゃいます。これは本当に面白い本ですので、是非手に取ってみてください。
改めまして、この本をこれから手に取るという方にメッセージをお願いしてよろしいでしょうか?
なんかの菌:はい。水族館を好きな方もそうでもない方も、読んで頂いて、是非、水族館に行って頂きたいと思っています。


■プレゼントのお知らせ
番組でご紹介しました、なんかの菌さんのご著書『水族館飼育員のただならぬ裏側案内』に、なんかの菌さんの直筆サインを入れて、3名の方にプレゼントいたします。
ご希望の方は、お名前やご住所、電話番号など、必要事項を明記の上、メッセージフォームより、ご応募ください。
私、茂木に聞きたい事や相談したい事など、メッセージを添えていただけると嬉しいです。
尚、当選者の発表は、商品の発送をもってかえさせていただきます。
たくさんのご応募、お待ちしております。
●なんかの菌 (@washoking)さん 公式 X(旧Twitter)
●なんかの菌 (@nankanokin)さん 公式Instagram
●集英社インターナショナル 公式サイト
※なんかの菌さんのイラストのぬりえがダウンロードが出来ます。
こちらをチェックしてみてください!
●水族館飼育員のただならぬ裏側案内 / なんかの菌 (著)
(Amazon)
なんかの菌さんは、1983年、長野県のお生まれです。
神戸大学大学院にて美術史学を専攻後、水族館の採用試験で物好きな館長に採用され、長年にわたり生き物の飼育を担当されました。
現在は、生きものを中心としたイラスト制作なども請け負っていらっしゃいます。

──水族館の重要な役割
茂木:本当に、水族館というのはこんなに色んな仕事があるんだなと思ったんですが…。書籍『水族館飼育員のただならぬ裏側案内』にお書きになっている中でなるほどと思ったことは、皆さん、それぞれ色んな研究をされていて、忙しい業務の合間に論文を書かれたりしているんですね。水族館の研究の機能というのは大事ですね。
なんかの菌:そうですね。もうまさしく、水族館の重要な役割の1つだと私は思っているんですけれども。
茂木:種(しゅ)の保存と言うか、水族館がないと維持していけない希少な個体、種もいるということで。
なんかの菌:はい。「日本ではこの水族館でしか見れないよ」という生き物がいますので。彼らを大事にしつつ、今後どうしていくのか、ということを考えなきゃいけないので、とても重要なことです。
茂木:考えてみますと、今はデジタル全盛の時代ですけど、実際に目の前に海の生き物、淡水の生き物がいるという、これはやっぱり、特に子供たちが受ける印象は違うんじゃないですかね?
なんかの菌:そうなんですよ。検索すればその画像が出てくるんですけど、最近生成AIの画像がすごく多くなってきてしまって、いない生き物がいるかのように動画が作られたりしていることもあるんです。でも水族館では、実際に生きている生き物をそのままに見ることができるので、貴重な機会ではあると思います。

茂木:そうですね。
このご著書の中にもちょっと書いてあるんですけど、“自宅で飼育する”というのは皆さんもやっていらっしゃると思います。自宅で海の生き物や淡水の生き物を飼うポイントとか何かがありましたら…。
なんかの菌:まず前提として、“その生き物の命を、死ぬまで預かるんだ”という覚悟が必要だと思います。それを持って頂いて、その上で、生き物の飼育を楽しんで頂きたいんですけれども。
私が飼っているのはカナヘビなんですが…。
茂木:そうなんですか! この本の中にもカナヘビがありましたけど。
なんかの菌:はい、カナヘビを飼っております。可愛いんですよね。
茂木:可愛いですよね。カナヘビは身近にもいると思うんですけど、どういうところが魅力ですか?
なんかの菌:カナヘビというのは『ヘビ』が付いてるんですけど、蛇ではなくてトカゲなんです。大体20センチぐらいで、尻尾が長くて、その尻尾がすごい綺麗ですし、顔もシュッとしていて、目がちょっとクリっとしていて、もうとっても可愛いんです。
茂木:行動はどうですか?
なんかの菌:行動は、結構素早い感じです。
茂木:そこら辺にもよくいますもんね。
なんかの菌:います。だから皆さんも見たことがあると思うんですけど、是非ちょっと捕まえてみて、観察をしてみてください。尻尾を捕まえてしまうと尻尾が取れてしまうので、そこは気をつけながら観察してもらえると。
茂木:興味を持たれた方が多いんじゃないでしょうか。でも、カナヘビの飼育のセットアップはすごく大変で、色々機材を揃えていましたよね。

なんかの菌:そうなんですよ(笑)。紫外線のライトが必要なので、飼い始めるとすごくお金はかかってしまいますね。やっぱり覚悟がないと。
──なんかの菌さんの『夢・挑戦』
茂木:この番組は『夢・挑戦』がテーマなんですが、なんかの菌さんのこれからの『夢・挑戦』は何でしょうか。
なんかの菌:ずーっと長い先までも、皆さんには水族館を好きになって頂きたいという思いがあるので、ちょっとでもその助けになりたいなと思っています。
茂木:もう既に素晴らしいお仕事をされていますけども、これからは世界の水族館との何かがあるかもしれませんし…。最近の水族館は、インバウンドの方はどうなんですか?
なんかの菌:多いと思いますよ。
茂木:そうですよね。だから日本の水族館というのも、これから世界的に注目されるところがあるかもしれませんね。
なんかの菌:そうですね。海外と日本では全然違うんですよ。
茂木:アプローチが?
なんかの菌:違いますね。日本の水族館は本当に個性がありまして。海外だと皆同じような感じで、「太平洋の海〜」とか、「ヒトデがいるね〜」、みたいな感じの造りなんですけれども、日本の水族館はテーマがちゃんと決まっていて、そのテーマに従って展示をしているので。
茂木:なるほど。そういうところも含めて、これからますます、なんかの菌さんのお仕事が楽しみですね。
なんかの菌:ありがとうございます。
茂木:なんかの菌さんは、現在、集英社インターナショナルより『水族館飼育員のただならぬ裏側案内』を発売されていらっしゃいます。これは本当に面白い本ですので、是非手に取ってみてください。
改めまして、この本をこれから手に取るという方にメッセージをお願いしてよろしいでしょうか?
なんかの菌:はい。水族館を好きな方もそうでもない方も、読んで頂いて、是非、水族館に行って頂きたいと思っています。


■プレゼントのお知らせ
番組でご紹介しました、なんかの菌さんのご著書『水族館飼育員のただならぬ裏側案内』に、なんかの菌さんの直筆サインを入れて、3名の方にプレゼントいたします。
ご希望の方は、お名前やご住所、電話番号など、必要事項を明記の上、メッセージフォームより、ご応募ください。
私、茂木に聞きたい事や相談したい事など、メッセージを添えていただけると嬉しいです。
尚、当選者の発表は、商品の発送をもってかえさせていただきます。
たくさんのご応募、お待ちしております。
●なんかの菌 (@washoking)さん 公式 X(旧Twitter)
●なんかの菌 (@nankanokin)さん 公式Instagram
●集英社インターナショナル 公式サイト
※なんかの菌さんのイラストのぬりえがダウンロードが出来ます。
こちらをチェックしてみてください!
●水族館飼育員のただならぬ裏側案内 / なんかの菌 (著)
(Amazon)









