Dream Heart(ドリームハート)

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Dream HEART vol.674 株式会社エアウィーヴ代表取締役会長兼社長 高岡本州さん 「エアファイバーがスプリングウレタンに次ぐ素材として認知されるように」

2026年02月28日

今夜ゲストにお迎えしたのは、“睡眠の質を変えるマットレス”を開発された、株式会社エアウィーヴ代表取締役会長兼社長の高岡本州さんです。

高岡社長は、1960年、愛知県のお生まれです。

名古屋大学工学部応用物理学科をご卒業後、1985年、慶應義塾大学大学院経営管理研究科で修士号を取得され、父親が経営する、日本高圧電気に入社されます。

1987年には、スタンフォード大学大学院の経済システム工学科の修士課程を修了され、2004年、倒産寸前だった伯父の会社を引き継ぎ、釣り糸の製造技術を応用した、機能性寝具「エアウィーヴ」を開発し、寝具業界に大きなイノベーション起こされました。

いまではトップアスリートから一般のご家庭まで、幅広く支持されるブランドへと成長を遂げていらっしゃいます。


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──今後は病院や海外にも

茂木:社長、エアウィーヴは非常に好評なんですけど、日本国内ではどうですか? まだまだ多くの方に届けたいと考えていらっしゃいますか?

高岡:はい。実は我々の売り上げのうち98%ぐらいがBtoCということで、一般の方々に買ってもらっているんです。新興の寝具なので、やっぱり古くからお使いの、例えばホテルさんとか病院さんには、まだまだ浸透していません。
ですから、今後の課題は、ホテルさんとか、病院さんとか、そういった施設に使われる、というところが(売り上げを)伸ばせるところですね。

茂木:今、ハッと気付かされましたけど、病院も大事ですね。だって、睡眠の質というのは、患者さんの予後にもすごく影響を与えますもんね。

高岡:今言われたように、病院が、いわゆる重病の方の手術をするところから、介護や予後、健康な人なんだけど病院で過ごさないといけないという方々には、より快適な病院生活が求められています。そういう中で、エアウィーヴが採用され始めているという感じなんです。

茂木:そうですね。これは本当に大事だと思います。
そして、オリンピックでも使われているということにおいては、世界的にも認知が進んできていると思うんですけど、海外はいかがですか?

高岡:日本の選手団にはもうほとんど使っていただいていますが、今回のミラノのオリンピックでは、我々は現地で様々な国に、逆に寝具をお渡ししていたんです。
現地で、30カ国以上、約4000枚以上の寝具を配っていますが、そこには競合の、アメリカ、フランス、イタリアなどの有力選手やチームに供給したりしているので、また徐々に海外にも広めて、将来は海外で売れるようにしようと思っています。

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茂木:でも、製造体制や工場など、いろいろ考えなければいけないところがあると思うんですが、その辺りはどうですか?

高岡:現在は国内に3カ所工場がございまして、最初は愛知県の古い工場ですけど、一番新しいのは福島にある工場です。ここはほぼ無人で糸を作れるようにしています。

茂木:無人ですか! オートメーションが進んでいる、と。生産設備の方も、いろいろイノベーションが起こっているんですね。

高岡:はい。いずれそれを海外に持っていき、海外で事業が展開できるようにという、そんな夢を持ちながらやっています。

茂木:流通はどうですか?

高岡:流通が課題なんです。BtoCから最近はDtoCもあるんですが、やはり手で触る場所が必要なので、昨年4月にロサンゼルスのサンタモニカで路面店を作りまして。
実は10年前にニューヨークにお店を出して大失敗したんです。今回はサンタモニカの通りの明るいところにベッドのお店を作って、そうは言ってもまだまだ売れないんですが、そこを拠点に、少しずつ認知を広げていこうと思っています。

茂木:それこそ2028年にはロサンゼルスオリンピックもありますし、アメリカで日本の眠りのテクノロジーが広がると素敵ですね。

高岡:そうですね。これを海外に広げるというのが私にとっての夢なので、その夢をアメリカの場所から広めていきたいと思っています。

茂木:何か秘策はあるんですか?

高岡:いえ。コツコツとやっていくことと、ロサンゼルスオリンピックで寝具が話題になる時に、その中で様々な選手たちがエアウィーヴを話題にするような環境を我々が作り上げていくということと、それまでにはオリンピックだけではなくてハリウッドがあるので、そういう方たちの何人かにも寝具を使ってもらうこととか、そういうようなことが必要かなと思っています。

茂木:ますます忙しくなりますね。でも楽しみですね。

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高岡:いや、楽しみといえば楽しみですけど、なかなかしんどいことも多いですね(笑)。

茂木:是非、頑張っていただきたいなと思います。

──高岡本州さんの『夢・挑戦』

茂木:社長、既にいろいろいくつかの夢を教えていただいたんですけども、大きく捉えて、これからの社長の『夢』そして『挑戦』は何になりますか?

高岡:この寝具の会社は偶然始めたわけですけど、できればエアウィーヴという国内で知られたブランドを、海外でもエアウィーヴという寝具があるんだな、と。スプリングウレタンに次ぐ素材として認知されて、オリンピックの中ではそれがかなり標準的に使われるようになってきたので、それが一般の人のところにも広がるようになる、というのが、自分としてはそこまでいければ最高だなと思っています。

茂木:日本から世界に発信する『漫画・アニメ・エアウィーヴ』になればいいですね。

高岡:そうですね。トヨタが世界の車であるように、あるいはキッコーマンのお醤油が世界中であるように、寝具の中にはエアウィーヴ、エアファイバーというものがあるというのがもしできれば、最高ですね。

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