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パーソナリティ 更なる高みを目指し、転職・キャリアチェンジをした人の仕事論とは?
新たな環境・異なる仕事に就いて輝いている人や専門家の方に話を伺いながら、
ステップアップの秘訣、それで広がるキャリアの可能性について考えてゆきます。
通勤中のいつもの10分が、まだ知らない自分に出会える10分になるかもしれません!

オンエアー 放送後記 オンエアー 放送後記

2019.05.01

第5回 渋谷区議会議員 橋本ゆき さん

橋本ゆきさん
渋谷区議会議員
橋本ゆき さん
アイドルから新時代を担う政治家へ!

今日スタジオに起こしいただいたのは橋本ゆきさん。
1992年生まれの26歳。
2010年に、東大受験生アイドル「桜雪」として芸能界デビュー。
2012年には東京大学文科3類に合格。
2013年からはアイドルグループ「仮面女子(かめんじょし)」として活動を開始。
アイドルとしての活動をしながら、2016年4月に東大を卒業。
この年の10月、東京都の小池百合子知事の政治塾「希望の塾」に入塾。
ことし3月には仮面女子を卒業。先月21日に投開票された渋谷区議会議員選挙に、
地域政党「あたらしい党」から出馬し、初当選を果たされました。

鈴村  この経歴だけ見ると、アイドルもやっていたし、勉強もしていたし、
    同軸でやっていた感じですが、やっぱりそうですか?

橋本  そうですね!常に二軸で動いてました。

鈴村  その準備もあってだと思うんですが、アイドルとして9年間活動。
    アイドル辞めることに迷いはなかったんですか?

橋本  迷いは、なかったです。
    寂しいとか、この仕事大好きだから続けたいなっていう気持ちもあるけど、
    次に進むと決めたら進むタイプなので。

鈴村  二軸でやっていた中で、
    常にどっちかを選ばなきゃいけないというイメージはしてたんですか?

橋本  どっちかを選ぶというよりは、
    どっちもやってきたからこその選択をしたいと思っていました。

鈴村  なるほど!ひっつけたかったということですね!?
    確かに、アイドル活動をしていたこと、誰かの前に立ってしゃべることとか、
    何かをもらったことというのも役に立ちますもんね、絶対ね?

橋本  そうですね、政治家って表現力すごく大事だなっていうのは、
    選挙とかずっとやっていて常々思ったので。

鈴村  アイドルを辞めるということを決断された時に、
    周囲の方とか、家族の方とかの反応はどうでした?

橋本  驚いてました(笑)いつかなるんじゃないかというのは、
    色んんな方が思っていたみたいなんですけど、
    まさかこんなに早いとはっていう。

鈴村  確かに26歳でだったら早く感じますね。
    でも、皆さんは応援してくださった感じですか?

橋本  はい!みんなもう本当にありがたいことに、
    すごい応援してくださいました。

鈴村  アイドル辞めて政治家を志そうと
    ずっとイメージをしてらっしゃったと思うんですが、
    キッカケとかあるんですか?

橋本  ずっと政治を身近にしたいという思いはあって、
    だからこそアイドルっていう立場で発信していってらんですけど、
    出馬っていうのは考えたことはなくて、
    考えたのは去年の夏ぐらいからですね。
    キッカケは、メンバーが事故にあって障害を持ったりとか、
    私の周りにもセクシャルマイノリティの方がいたりとかして、
    そういう人と一緒に過ごしていく中で、
    どういう人でも自信を持って明日を迎えられるというか、
    挑戦できることに挑戦できたりとか、楽しいことがあってワクワクするとか、
    それが当たり前のように、誰だってどんな人が来たって出来るような
    社会をつくりたいなというところで、26歳の今、政治の挑戦しようって。

鈴村  それは、すごいことだなぁ。
    そして、先月出馬なさったわけですけど、
    立候補に至るまでに苦労ってありましたよね?

橋本  もう苦労ばかりですよ(笑)
    もう、めちゃめちゃ選挙ってお金がかかるんですよね。
    タフさだったら、今まで9年間アイドルやってきたので
    自信があったんですが、やっぱりお金で息切れしちゃうんですよね。
    紙一枚刷るのも、渋谷区内に10万世帯あって、
    10万世帯にチラシを届けるだけで、それだけで45万ぐらいかかる感じで、
    それを第一弾、第二弾とボリュームを重ねてやっていかなければいけないので、
    今まで当たり前のように事務所から支給されたチラシを配っていたんですけど、
    そのチラシ一つ一つの価値を知りました自分で!
    業者さんとやり取りしたり発注して、
    こんなにお金かけてもらっていたんだな今までって。

鈴村  それを乗り越えたわけですよね。
    ホームページにもお金が無いということを言って、
    それを伝えながら乗り切ってらっしゃったということで言うと、
    なにかを隠してとか、体裁を保とうというよりは、
    今の自分の環境を前に出したまま、
    自分らしくいるということをやられたのかなと思います。

橋本  そうですね、かっこつけちゃうと、
    やっぱり完璧じゃないと政治参加できないんだって思う方が
    たくさんいると思うので、後続がたくさん出てきて欲しいので、
    こんな感じでも勝負できますというところは伝えていきたいですね。

鈴村  それは大事かも。やっぱり政治って年齢がいかないとダメだったり、
    年齢いっている人たちがドシっといるイメージがあって、
    それを変えたいというのも、国民の臨みだったりするわけですよね。
    やっぱり若い人が入りやすいとか、入ってくるってこと、
    そのキッカケには確実になりますよね。
    政策としては何を打ち出していたんですか?

橋本  東大アイドルだったので、学びと遊びを充実させるという政策で、
    日本の教育は世界に比べると劣っていると言われていたりして、
    教育の水準を上げるというよりは、
    これからの時代に必要とされる教育を充実させたいというところがあって、
    それと並行して、遊びの部分ですよね、
    音楽とかエンターテイメントが街中にあふれるような
    街づくりをしていきたいっていうのと、あと公園の整備。
    車椅子のままでも遊べる遊具がある公園とか、子供が遊べる場所、
    色んな人が遊べる場所、色んな人が音楽に触れたり感動できる場所を
    増やしていきたいなって思います。

鈴村  どうですか、実現できそうですか?イメージしてる中で

橋本  そうですね…色んな人が協力してそういうものを実現していくので、
    色んな人が「よし、やろう!」ってなってくれるためには、
    表現することと、発信すること、あとちゃんと勉強することっていうのを
    怠らずにやっていけば、出来ると信じています。

鈴村  アイドル活動しながら学んでいたことが、
    確実に役に立つということですね!?
    では、橋本さんにとって転職とはなんなのか、お聞かせください。

橋本  転職とは、変化を恐れないことですね。

鈴村  新しいことにチャレンジしていくっていうことですよね!?
    その変化に恐れずに前に進む、まさにその姿と見せてもらっていると思います。
    どのような政治家になりたいと考えてますか?

橋本  身近な政治家ですね。先生って呼ばれたくなくて、
    ずっとゆきちゃんって呼んでもらえるような、
    何でも話せるような政治家でいたいです。

鈴村  なるほど!ぜひ、頑張ってほしいです!

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