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パーソナリティ 更なる高みを目指し、転職・キャリアチェンジをした人の仕事論とは?
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オンエアー 放送後記 オンエアー 放送後記

2019.05.09

第6回 水上印刷 松尾力さん

松尾力さん
水上印刷株式会社 よい設計、よい流れグループ課長
松尾力さん
官僚から「ビビビッ」転職!

今週スタジオにお越し頂いたのは、松尾力さんです。
1988年生まれの30歳。
大学卒業後経済産業省に入省。
官僚として中小企業政策や、福島復興政策などに携わり、
2014年に経済産業省を退省。
その年の年末に印刷会社「水上印刷」に入社。
コンビニや化学品メーカー、外食企業など様々なクライアントの営業として活躍されます。
2019年よい設計、よい流れグループに移動、
現在よい設計、よい流れグループの課長を務められています。

鈴村  色々伺いたいことが山ほどあるんですけど、
    まず、経済産業省では中小企業政策や福島復興政策などに
    携わっていたということなんですけども、
    具体的にはどのようなお仕事をされていましたか?

松尾  私が経済産業省に入ったのは2012年、
    2011年の大震災の1年後ということで
    メインは中小企業の支援ということで、
    メインは中でも震災の、被災地の中小企業の支援をメインでやっていました。

鈴村  そんな官僚というお仕事から印刷会社。
    僕らパッと聞いたらかなり意外な転職に聞こえるんですけど。
    この転職なんですけど、どのようなきっかけがあって?

松尾  きっかけとしてはですね。
    経済産業省の研修の一環で若手の職員を色々な会社に派遣して、
    実際の営業とか経営を学ぶというのがあったんですけども、
    そこで派遣されたのが実は今の会社で。

鈴村  要は出向ではないですけど、
    行って学んでる先、学んでいるというか業務に関して?

松尾  そうですね、インターンという形で3週間なんですけども
    経済産業省の職員として派遣されて。
    もうこの会社すごい、面白いなと思って。

鈴村  そこでその会社の魅力に気付いたんですね。
     そこででもいわゆる古い言い方ですけど、
    「ビビビッ」と来た訳ですよね?

松尾  そうですね。「ビビビッ」と来てですね。はい。

鈴村  「ビビビッ」と来て、官僚を辞めるということなんですけども、
    この「ビビビッ」が頼りな訳じゃないですか?
    その場合ご家族とか周りの方とかすぐ納得してくださいましたか!?

松尾  まあ家内は結構後押しをしてくれたというか、
    実は家内も官僚をやっていてですね、逆に現状というか、
    どういう仕事をしているか分かっているんで
    むしろ後押ししてくれましたね。

鈴村  でも、相当素敵な会社だったんでしょうね!?
    「ビビビッ」と来た訳ですからね、
    どの辺りが「ビビビッ」と来たところなんですか?

松尾  やっぱり印刷会社って聞くと結構僕自身も古いイメージがあって、
    あまり産業としては伸びていかない所かなと思ったんですけど
    いざこの会社に来てみると、社員の平均年齢26.9歳とかで若いんですよ。
    前いた経済産業省だともうおじさんばかりというか、
    どこの会社も似てるかもしれないんですけども。
    そういった所で印刷もやりながらそれ以外の業務とかビジネスも増やして
    どんどん会社としても成長していたので、これは面白い会社だなと思って。

鈴村  凄いなぁ!で、今所属している部署ですよ。
    これを伺いたかったんですけども、良い設計、よい流れグループ。
    これは課になるんですかね?

松尾  そうですね。まあ部署になって、
    プロジェクトチームみたいな形ではあるんですけども。

鈴村  これはどのような仕事をする部署になるんですか?

松尾  基本的には仕事の良い設計をして、
    そこから良い流れというかスムーズに仕事をしていこうというのを
    設計して実際にオペレーションをしていくという感じになりますね。

鈴村  まず仕事をゴール地点があるとして、
    そこにどういう流れがあってどうやっていくと上手くいくかっていうことを
    設計していくっていうことなんですね?

松尾  そうですね。で今まさに会社も結構成長している中で、
    やっぱりどんどん新しいお客さんですとか、
    既存のお客さんの新しい業務とかが増えていく中で、
    我々自身もやったことがない仕事とかもあるんで、
    それをむやみやたらにやっていくというよりは、
    1回立ち止まって良い設計をしてからやりましょうという形で。

鈴村  良いこと。やっぱりゴール地点だけ目指して皆で闇雲に行くと、
    皆で途中でどこ向かっているんだっけとか、
    何やっているんだっけということありますもんね!?
    でもその一個一個「あっここに地図がある」と思うと今ここにいるんだ自分とか、
    この先どこに行こうってことが分かるってことですもんね?

松尾  そうですね!

鈴村  これは凄い素敵な部署ですね。やりがい、どんな時に感じてますか?

松尾  やっぱり今の仕事は経済産業省の時とは違って、
    直接お客さんと一緒に仕事をすることが多くて、
    目の前のお客さんの課題が解決されて助かったとか、
    そういうことを言われると素直に嬉しいですね!
    そこはやっぱり大きく違うなと思いますね。

鈴村  最後にですね松尾さんにとって転職とはなんでしょうか?

松尾  私にとって転職は「縁」でした。
    転職活動をして、というよりも「ビビビッ」と来てですね、
    ここだなという出会いがあって、それできっかけになったので、はい。

鈴村  出会えたこと、縁ですけど、
    それに踏み込んだのは松尾さんの行動力だと思いますから、
    縁を絶対繋げるっていう強い意志感じますね!
    松尾さん、ありがとうございました。

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