こんにちは〜♪
１月２３日の土曜日午後２時！！

一年でいちばん寒い時期、
各地、特に西日本では記録的な寒波のニュースが届きました。
春はまだ先、寒さへの備えはしっかりなさってくださいね。
そんな中、少しでも暖かくなれるかもしれない！？
家族にまつわるメッセージを多めに紹介しました。

まずは【ふつおた】に寄せられた
静岡県　会社員　みきぴーちゃん(25)のメッセージ。
「突然ですが、私は会社で
　　「みきぴー、話はもっと面白くしゃべりなさい」
　と上司にアドバイスされます。
　アドバイスというよりはダメ出しですが、
　それに対して、私は自分の血筋を呪ってしまいます。
　というのも、私の話がおもしろくないのは父のせいなんです。
　私の父は川柳が好き。でも下手の横好き。
　車の中で突然
　　「ただいま一句浮かびました」
　と始まるんです。
　本人はサラリーマン川柳などに憧れて、応募もしていますが、
　一回も入選していません。
　面倒なのは、一句読み上げた後に
　「はい、何点？」と聞いてくることです。
　それに対して母は沈黙、姉はいつも「2点」というだけ。
　しかたなく私が相手をしています。　
　父が面白いと思い込んでいるけど、
　全然、これっぽちもおもしろくない川柳を聞くと、
　私にもこの血筋が流れているのか、と少々がっかりしてしまいます。
　福山さんは自分の血筋にがっかりすることはありますか？
　きっとないんだろうなうらやましい。」

お父さんの句、紹介しましょう！

　　正月に
　　　お酒の飲み過ぎ
　　　　腸がつーん

これは、正月とダジャレをかけているらしいです。
ただいま一句浮かびました、聞いて頂きましょう。

　　道込むな
　　　渋滞長いな
　　　　稲城市で

稲城市の通過中の川柳でしたと。
ながいな、と、いなぎし、がかかってるということでしょうか？
ただいま一句浮かびました、聞いて頂きましょう。

　　ボーナスで
　　　坊やが
　　　　なすびを買いました。

…ひどいね、ひどいね。確かに笑
でも、それでも言い続けるっていうのにおもしろさがある！
ということですよね。
これがいわゆる“滑りキャラ”ですね。
誰かが拾ってあげて成立するものですけど。拾いづらい笑
でもこれって、お父様の厚かましさこそ血筋だと思うんですよ。
これを受け継いでいるかが問題じゃないですか。
みきぴーちゃんは、この厚かましさは
受け継いでないんじゃないですか！？

ちなみに私の血。
母親は、ややツンデレなのと人見知り。
僕はその人見知りな部分を受け継いでると思います。
ラジオ聞いてる方は、僕が人見知りって思わないとと思うけど、
初めて会った人とかとは、実はそんなにしゃべれないんです。
この仕事してると、“しゃべれる”イメージを持たれちゃう。
だとすると、先方がお持ちになられているイメージを
損なわないようにお話ししなきゃいけないんです。
福山雅治をどう思っているのかっていう、
その情報を引き出す事に注意して、
その上で返すことに尽力してるんです。
あんまり気を使って生きてるように見えないかもしれないですけど、
人見知りな上に輪をかけてそう言う状態にあるんです。実は。
人見知り感については、母親と似てるなーって思いますね。


続いては、家族にまつわるエピソードをご紹介する
【家族を語ろうよ】
広島県　主婦　けいこちゃん(51)
「福山さん聞いてください。
　息子2人が、3年ぶりに仲直りしてくれました。
　お正月に仲直りしてくれたんです。
　それはもう感動しちゃいました。
　喧嘩をしたのは3年前の年末。
　当時はまだ大学生だった次男の電話の声がうるさいと長男が怒り、
　そんな些細なことをきっかけに大げんか。
　そのまま長男が元日早々に
　一人暮らしの家へ帰ったものだから余計に悪化。
　仲直りのきっかけがないまま、一昨年と、去年のお正月は
　2人の間に会話のないお正月になってしまいました。
　長男はすぐに出かけてしまったりして、
　顔を合わせないようにするものだから、
　家族全員の初詣もなし、毎年恒例の焼き肉屋さんもなし、
　お葬式みたいな年末年始。

　ちなみに2人とも大阪で働いているのに
　むこうで全然会う事もないそうです。
　それがあっけないことで仲直りたんです。
　きっかけは年末の格闘技でした。
　2人とも元々格闘技を見るので、
　会話がないままだったけど、テレビでの試合をみていました。
　その時に、一番下の妹がちょっとした気遣い。
　「ねぇねぇ予想しようよ」って切り出したんです。
　ボブ・サップと曙なら夫も私もわかるので、
　家族全員で焼き肉をかけて予想する事に。
　　
　そしたら私だけが曙にかけて、みんなはボブ・サップ。
　試合は曙が負けました、つまり私の１人負け。
　お正月2日、家族みんなで焼き肉屋さんへ。
　3年ぶりでした。
　全員そろっての食事にひそかに感動、
　でもやっぱり5人で食べているのに、
　長男と次男の直接の会話はない。
　いつも通りの変な食事でした。
　そして会計は2万3000円、高いなーと思っていると次男が
　　「なぁ、おふくろカンパしてあげるよ」
　と、5000円だしてくれたんです。優しいなと思ったら長男が
　　「おふくろ、じゃあ長男の俺もカンパするよ」
　と名乗りを上げてくれました。
　ただ長男は手持ちがなくお財布にお札が０。
　それを見て次男が
　　「俺がアニキの分もだしとくから、今度5000円返して」
　長男も
　　「わかったありがとう」
　そんな返事。
　2人の息子の3年ぶりの会話、感動しました。
　私は不覚にも大粒の涙、夫と娘に笑われてしまいました。
　勢いづいた私は
　　「みんな！いまからカラオケにいきます。
　　　カンパしてくれた1万5000円でお母さんが奢る！」
　と全員を強引にカラオケにつれこみました。
　私は『KISSして』を歌って、息子2人にちゅーを強要し、
　逆セクハラしてやりました。そしたら
　　　「おばさん、調子のりすぎ」
　なんてつっこまれたり、3時間みんなで歌って楽しかったです。
　これをきっかけに次の日からすっかり会話のあるリビングに。
　4日の月曜日、同じ新幹線で大阪へ帰りました。
　2人を見送った後に娘に
　　　「仲直りの作戦を考えてくれて」
　　　「良い仕事したでしょ、2人ともギャラちょうだい！」
　私は思わず１万円あげてしまいました。
　でも夫は「家族の喧嘩にお金は無用」
　またも1円も払いませんでした。
　今から来年のお正月が楽しみです。」

仲直りしたかっただろうし、
でもきっかけがなかったんだろうね。
こういう時は親が気を遣うんだろうなあ。
にしても、娘さんのポジション取り、見事でした！

さて１月３１日は、福山さん４６歳最後の放送となります。
次回も、どうぞお聴き逃しなく！♪