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2018.05
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2016年度学生委員会 秋山治毅さんインタビュー

■プロフィール
2016年度学生委員会 秋山治毅さん(※写真右)
大学では社会文化システム学科で、地方創生や村おこしなどを学ぶ。卒業前には20代を中心にメディアとの関わり方や接点、発信方法などもテーマに研究する。


――未来授業の『学生委員会』を知ったきっかけや、どうして応募しようと思ったのかを教えてください。
「ちょうど就職活動を考え始めたタイミングで、会社について興味を持ち始めていました。その時、普段から聴いていたTOKYO FMで『学生委員会募集』のCMを聴いたのがきっかけで応募しました。マスコミにも興味があったので、『自分が発信していって人を巻き込むにはどうしたら良いか』を教えてもらえたり、自分から学べるかなという思いもありました。」

――具体的に、どんなお仕事をしていたんですか?
「ゴールが『FM Festival 未来授業』という大学生向けのイベントだったので、『どんなコンテンツを出したら、大学生が、自分たちが、実際社会に出た時に役立つか』ということ考え、番組プロデューサーさんや作家さんに提案をしていました。

――印象に残っていることはありますか?
自分が参加した2016年未来授業では、ロンドン・リオパラリンピックに出場した陸上選手 高桑早生さんが講師のお一人で、その打ち合わせに学生委員会として同行させてもらいました。その時がちょうどパラリンピックの直前で、高桑さんが『私は、これから現地のリオに行ってしまうので、東京で何が起きているかを見ていてほしい』と言われました。オリンピックはメディアが大々的に発信しますが、パラリンピックは認知度が低かったり、スポーツとしてではなく感動メディアとして使われてしまうと仰っていて、そうではなく、『スポーツとしてどういう風に世間が見ているか、取り上げているかを見ていてほしい』と言われたことは、学生でも『自分たちの周りで何が起きているかをまずは見よう』と責任を感じた瞬間でした。

image――そのイベントの後も、高桑さんと一緒に行う企画を立てたそうですね。
「はい。『FM Festival 未来授業』の後に、『SPORTS of HEART』というイベントが代々木公園であって、5〜6人で1つのチームを作って参加する駅伝があったんです。学生委員会のメンバーと高桑さんと一緒に『TOKYO FMチーム』として参加しました。高桑さんは、短距離の選手なのにめちゃくちゃ速くて。あの時はすごく感動しました。」

――そこで高桑さんと走ってみて、高桑さんから託されたことを伝えられるような広報活動の1つとなりましたか?
「そうですね。言葉で『こういうことがありました』と言ったら簡単なんですけど、実際に体現すると、言葉だけじゃない繋がりというか…一緒にハイタッチをしたり、1つのスポーツを通して打ち解けられたかなというのは感じます」

――学生委員会をやって『一番成長したな』と思うところはどこですか?
「人に情報を伝える、物を伝える難しさを知って、それを『どう打開するか』ということを一番学んだと思います。学生委員会の中でも情報発信力がありますという人もいたんですけど、人の心に伝わる言葉を選んだり、言葉だけでは伝わらないことをどう伝えるのか考える機会にもなりました。」

――今年も、『学生委員会』から名前を変えて『未来授業 学生コミュニケーター』を募集するのですが、応募を迷っている方に伝えるとしたらどんなところですか?
「参加すると、自分の持っている考えや価値観がガラッと変わったり、この言い方が合っているかはわからないんですけど、今2つしかない自分の目が、たくさん、色々なところに増えると思います。ラジオは耳で聴くメディアですけど、実際現場に出て色々と体験して発信しようとすると、色々な目が必要なので感性や目も養われると思います。迷っているならまず参加してみて、自分の思っていることと違うことがほとんどなので、それを勉強できるかなと思います」

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