今回のWBC。
侍JAPANは準決勝でアメリカに敗れたものの
野球の面白さと感動をたっぷり味あわせてくれました。

3.21にセ・パともに開幕するプロ野球も、
この流れで一層と盛り上がることでしょう。
そのプロ野球界に異色の経歴を持つ人物がいます。

元自動車教習所 教官のプロ野球選手
千葉ロッテマリーンズの背番号51 信楽晃史(しがらき・あきふみ)投手。




信楽投手は大学卒業後の2014年、
自動車教習所を運営する地元宮崎の梅田学園に入社。
硬式野球部に入部し、自動車教官として働きながら社会人野球で活躍しました。

そして、2015年のドラフト会議で、千葉ロッテから6巡目で指名を受け、
日本のプロ野球界初、自動車教習所 教官経験がある選手となったのです。

その経歴を生かし、入団1年目には、
ファン感謝デーに交通安全講習も行ないました。
特に運転中のスマートフォン使用による脇見運転を危険を話したそう。
かつての職場の上司からも、そのことを伝えてほしいという話があったとか。

安全運転について応援するチームの“選手”が話すとなると
参加したファンの方たちも、よく理解してくれることでしょう。

「ちょっと」の脇見運転と思う人もいるかもしれません。
でも、車の運転時には数秒で数十メートルも移動しています。
まったく「ちょっと」ではないことを認識しましょう。

そして、信楽投手は友人が運転する車に同乗した時、
つい運転について注意してしまうことがあるそうです。

新年度を前に教習所に通っている人が多く、
これから若葉マークのドライバーが増える時期。
そして、もうすぐやってくるゴールデンウィーク、
運転に不慣れな人がハンドルを握ることも多いでしょう。
友人が運転する車に乗った時に「危ないな」と思うところがあれば
時に「注意する」という友達としての「思いやり」も必要かもしれません。

そして、朝の時間に車を運転する方、登校中の子供達には、
余裕を持って出かけてほしい!と信楽投手は言います。
バタバタで家を出て急ぐが事故に繋がる恐れがあるから。

入団2年目の今シーズンは1年を通して波をなくし、
「強気のピッチング」を貫いて1軍定着を目指しますと語ってくれた信楽投手。
1つでも多くの活躍をして、交通安全もさらに広めて下さい。
期待しています!



道路交通法でクルマに子供を同乗させる時、
6歳未満への着用が義務付けられているチャイルドシート。

お父さん、お母さん、
子供にチャイルドシートを着用していますか?
YESという方は、正しく着用している自信はありますか?

ある調査でちょっと驚きの結果が出て話題になっています。
今週、追跡したのは 「チャイルドシートの誤着用」。
コメントはJAF 東京支部 事業課 交通環境係 新井友也さん。

その調査とはJAFと警察庁による「チャイルドシート使用状況全国調査」2016年版。
この調査はC奮からなっています。

 .船礇ぅ襯疋掘璽箸鮖藩僂靴討い襪どうか? 

◆.船礇ぅ襯疋掘璽箸車に正しく取付けられているかどうか? 

 子供が正しくチャイルドシートに座っているかどうか?


まず,痢屮船礇ぅ襯疋掘璽箸鮖箸辰討い襪どうか」 
  
使用 ▷ 64.2 %    不使用 ▷  35.8%  

最も使用率が低かったのは2007年の46.9%から微増を続けていますが、
それでも4割弱の子どもがチャイルドシート不使用は問題でしょう。

ちなみに・・・

1歳未満の使用率  ▷︎ 85.7%
1歳〜4歳の使用率 ▷︎ 66.8%
5歳の使用率   ▷︎ 39.1%



不使用状況で多いのは・・・

⬛︎ 車両シートにそのまま着座 
⬛︎ 大人のシートベルトを着用
⬛︎ チャイルドシートにそのまま着座
⬛︎ 保護者の抱っこ



「驚くべき数字」はココから。
使用されているチャイルドシートが「車に正しく取付けられているかどうか」。
調査結果を見ると・・・

「しっかり取付け」▷ 39.3 % 「ミスユースあり」▷ 60.7 %。

車に装着されたチャイルドシートのなんど6割 もが誤使用 !
間違えの内容としては、シートベルトで固定するタイプだと、
シートベルトの締め付けが不十分というのが非常に割合としては多くて7割近く。
残りの3割は、ベルトの通し方の位置が間違っていたりとか、
適合ではない車種に付いてしまう、ベルトの長さが足りないなど。

そして、チャイルドシートを使用する子供が「正しく座っているかどうか」。
なんとこれも4割が正しく座っていないという結果が出ています。

チャイルドシートとジュニアシートと呼ばれる学童用のもので少し違いますが、
乳幼児用のチャイルドシートで多いのは肩から出てる「ハーネス」と呼ばれるベルトが、
正しく締め付けられてない、緩い状態で子供を乗せてしまっている・・・というミス。
他にも「ハーネスの高さ調節の間違い」「ハーネスのよじれ・ねじれ」「体格不適合」など。
学童用のシートでは「肩ベルトの通し方間違い」「腰ベルトの通し方間違い」も見られました。

チャイルドシートが正しく取り付けられていないことによって、
チャイルドシート自体が子供と一緒に飛ばされてしまったり、
チャイルドシートに正しく着座をさせていない場合、
子供が投げられてしまって車内の構造物などにぶつかってしまう。
それによって重大事故に繋がるリスクがあります。

というのも、もう1つ驚くべき数字があるのです。
警察庁によると2014年の交通事故でチャイルドシートを間違って着用した子供は、
チャイルドシートを正しく装着した子供と比べて重傷率が5倍、致死率にいたっては29倍。

6歳未満の子供がいるお父さん、お母さん、
いま一度、チャイルドシートを車に正しく装着しているか?
子供をチャイルドシートに正しく座らせているか? 確認してみて下さい。

そして、大人用シートベルトは140cm以上を想定してつくられているので、
6歳以上でも身長が140cmに満たなければ、
学童用チャイルドシートを使い続けるようにしましょう。

この「なるほど!交通安全」は今回で100回目!
これからも交通安全に役立つ情報をお届けしていきます。

近づいて来ている春。
暖かくなってのドライブが楽しみな方も多いでしょう。

でも「春の嵐」という言葉があるように
春は低気圧が急速に発達して台風並みの暴風が発生する季節。

今週は 自動車運転工学研究所 代表 細川一夫さんの監修とコメントで
「強風時の安全な運転」を追跡しました。

まず1秒あたり
どのくらい風が吹くと車の運転に影響するか。


【風速10m から15m】 

人への影響は「風に向かって歩きにくくなる」「傘がさせない」
気象庁が「強風注意報」を出すくらいの、やや強い風。
車の運転にも影響が出始めます。
高速道路の吹流しが水平になるのが風速10m以上。
高速道路で乗用車は横風に流される感覚を受けます。


【風速15m から 20m】
  
人への影響は「風に向かって歩けない」「転倒する人も出る」ほど。
高速道路ではハンドルをとられる感覚が大きくなり
通常の速度で運転することが困難になります。


【風速20m以上】
    
人への影響は風速20mを越えると「しっかりと体を確保しないと転倒」
風速25mになると「立っていられない」「屋外での行動は危険」ほど。
車の運転は風速20mを越えると運転することが危険となり、
風速30mを越えると運転自体が困難になります


というように車の運転は
強い風に大きく影響されることになります。

風の影響を最も受けにくいのが車高の低いスポーツカータイプの車。
重心も低く横風を受ける面積も少ないので風の影響を受けにくいのです。
逆にワンボックやミニバンなどの背の高いタイプの車は横風を受ける面積が多いので、
そのぶん風の影響を強く受けます。
また車重の軽い軽自動車や二輪車も横風の影響を強く受けます。
そして、いちばん影響を受けるのがロングタイプのトラック。
車重が重いトラックは、横風にも強いように思いますが、
走行中だと車重が重いほど遠心力や慣性力が大きく働きます。
      

そして、地形によっては風が強くなりやすく、
車を運転している時に気をつけなければいけないポイントがあります。

一番気をつけていただきたいのがトンネルの出口。
トンネル内では風の影響を受けることはほぼありませんが、
トンネルを出たとたん急に横風を受けて大きく横に流されることがあるから。
また、山間部のトンネルの出口は谷間になっている場所が多く、
風が穏やかな日でも強い風が吹くことがあります。
「谷風」といって谷間などの狭い場所を通る風は圧力が強くかかり風速が他の場所よりも増すから。
同じ理由で、ビルの谷間や防音壁の隙間、谷間にかけられた橋の上などは気をつける必要があります。
また、海岸線の道路や橋の上も風を遮るものがないから注意が必要。
高い位置ほど風が強くなる場合が多いので高速道路の高架橋などでは特に注意が必要です。


そして、風が強い日の運転で気をつける点は・・・ 

まず、速度を落とすこと。
速度が高いほど、車は風の影響を強く受け、逆に速度が低いほど安定するから。
実は強風そのものが事故の原因となる場合は少なく、
ドライバーが風の影響を受けてパニックになることで起きる事故が多く発生しています。
よくある例としては、突風でハンドルを取られてふらつくとパニックになり、
それを立て直そうとして、慌てて急ハンドルを切り、バランスを崩して横転する。
また、急ブレーキも車のバランスを崩したり、スリップを起こしたりするので危険です。
強風時は急ハンドルや急ブレーキを避け、緩やかな減速と丁寧で確実なハンドル操作を心がける。
決して、強風を侮ってはいけません。


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