第136回 冬の高速道路の安全(前編)

2017/11/23

この1週間で全国各地は 本格的な冬の冷え込みになってきました。
これからの運転は 雪や道路の氷結に気をつけなければいけません。
一般道よりも速いスピードで走る高速道路はなおさら。
今週と来週は 2週にわたり 「冬の高速道路の安全」を追跡します。



 
 
コメントは NEXCO中日本 保全企画本部 交通チーム 上松慎平さん。
NEXCO中日本では WEBサイトで冬の高速道路の安全を丁寧に伝えています。

まずは 冬のクルマの装備について。
1つは「スタッドレスタイヤ」など冬用タイヤと装着すること。
高速道路には平野部区間もあれば山間区間もあります。
出発時の天気が良くても 走行中に雪が降ってきたり
雪が積もったエリアを通ることもあります。
滑り止め効果がある冬用タイヤを必ず装着しましょう。

また 突然の大雪に備えて
冬用タイヤより滑り止め効果がある「タイヤチェーン」
車の上に積もってしまった雪を落とすための「スノーブラシ」
鍵穴が凍る ワイパーが動かなくなる
凍結によるトラブル解決のためにの「解氷剤」
雪かきをする時に重宝する「スコップ」
雪にはまって動けなくなった場合に備えた「ロープ」
バッテリーの激しい消耗でエンストした時のための「ブースターケーブル」
こうしたものを車に準備しておくといいでしょう。





冬の高速道路の運転に際しては
入念な車の点検もしておくように心がけましょう。

「バッテリー」は寒さによって性能が低下します。
液量や比重や電圧の点検を行い バッテリー液の補充をしましょう。

「エンジンオイル」はオイル量や汚れ具合を確認。
低温ではオイルが固まりやすいので粘度も確認し補充や交換をします。

冬の道路は視界が悪くなりやすく ウォッシャーを使う機会も増えます。
寒さに強い寒冷地用の「ウォッシャー液」を入れておくと安心です。
補充する時は原液に近い状態で補充しましょう。

「冷却液」は濃度が薄いと低温下で凍結し
ラジエーターの破損につながるおそれがあります。
適性量の点検はもちろん 濃度が薄くなっていたら交換しておきましょう

雪のドライブでは使用頻度が増すワイパー。
「ワイパーブレード」が劣化していると汚れや雪をしっかり落とせません。
劣化の程度を確認し 必要に応じて早めに交換しましょう。





そして 冬のドライブに出かける時には、
ゆとりをもった運転計画を立てることを忘れてはいけません

雪が積もっていたり 路面が凍結している高速道路では
交通規制や除雪作業などを行っている場合もあり
思った以上に時間がかかることがあります。 

焦らず安全に走行できるよう早めに出発するなど
時間に余裕をもったプランを立てることが大切です。





来週は「冬の高速道路の安全」の後編をお送りします。
テーマは具体的な運転について。