第153回 ゼブラ・ストップ運動

2018/03/22

先月「外国人が見た日本人の運転マナー」を放送しました。
日本に20年以上住んでいる名古屋市のイギリス人大学准教授が新聞に投書。
「日本人ドライバーは信号がない横断歩道で止まらない」
「子供や観光目的の外国人を考えると危険」と注意を促したという内容です。

その後、スタッフが調べ物をする中で
「車は横断歩道で停車しよう!」という運動があることを知りました。
これは千葉県警察が展開いている「ゼブラ・ストップ運動」です。





千葉県警察 交通総務課 課長補佐 矢野雄士さんによると
「ゼブラ・ストップ運動」の背景にあったのは
千葉県内の交通事故死者数に占める歩行中だった人の割合が6割いて
横断歩道上で横断者が命を落とすというケースも少なくなかったこと。
ドライバーに横断歩道での歩行者優先を深く認識するように始まりました。

「ゼブラ・ストップ運動」は横断歩道の和製英語「ゼブラゾーン」にかけて
「ゼブラ」に3つの意味を込めています。


『ゼ』・・・  前方をよく見て運転 横断歩道に十分注意 

『ブ』・・・  横断歩道の手前では「ブレーキ」操作で安全確認

『ラ』・・・  横断歩道でも、3(サン)・「ライト」で交通事故防止
      

 
この3つのライトとは

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◆,海泙瓩弊擇蠡悗┐撚C納圓鯀甦発見
 横断者も反射材などで「ライト」UP


ただ そもそも横断歩道を横断しようとしている
横断している歩行者がある時 その手前で停車することは
「なるべくやりましょう」ということではなく
「やらなくてはいけない」義務です。


道路交通法第38条第1項後段にはこうあります。


「車両等は進路前方の横断歩道等を横断し
または横断しようとする歩行者があるときは その手前で一時停止し、
かつ その通行を妨げないようにしなければならない」



このことをよく覚えておいて下さい。
そして 罰則としては行政処分で2点の減点。
反則金が原付6,000円から大型車12,000円までとなっています。
場合のよっては3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金の
刑事処分が課せられる場合もあります。



   
   
矢野課長補佐によると 千葉県警では広く県民に知らしめるため
広報誌や街頭キャンペーンを通じて広報活動を推進してきました。
手応えとしては まだ周知しきれていない部分があるので
さらに浸透するよう広報活動を続けていきたいということでした。      

千葉県以外の都道府県警察も 違う名称で
横断歩道での歩行者優先周知の運動をやっているところもあるでしょう。
もちろん やっていないところもあるでしょうが、
横断歩道では車よりも常に歩行者が優先。
覚えておいてください。