第166回 雨の日の運転の注意点

2018/06/21

雨が降る環境下は晴天時より運転しにくいもの。
今は梅雨時。充分に気をつけましょう。

雨の日と晴れの日を比べると
首都高速道路では交通事故数は約4倍。





JAF 東京支部 事業課 交通環境係 高木孝さんによると
平成27年は1年で1mm以上の雨が降った日は6%。
ところが、その6%の日に交通事故の20%以上が起きています。

雨で気をつけたいのは、まずスリップ事故。
特に要注意なのは雨の降り始め。
路面に沈んでいた油や埃が浮き上がり、
タイヤについて滑りやすくなります。

そして「見る」「聞く」。
運転時に大切な感覚が雨天時には落ちます。

サイドミラーに雨粒がついて見えにくくなる。
暗さは視界を狭くする。
雨の音で他の音が聞こえにくくなる。

ライトを点けることによって視界が広がり
他者に自車の存在を知らせることができます。
昼間でも積極的にヘッドライトを活用しましょう。





雨の時、ドライバーは自分の視覚や聴覚だけを考えてはダメ。
雨は歩行者や自転車運転者の視界や聴感の感度も落とす。
このことを考慮して車を走らせるようにしましょう。

傘は視界を狭まる。
雨合羽はフードで耳が隠れ音を聞こえにくくする。
歩行者や自転車運転者は車が接近に気づかないかもしれません。

雨天時に晴天時のような運転をするのは非常に危険。
ブレーキを踏んでから車が停まるまで走る距離は長くなります。
十分速度を落として運転する習慣を身につけましょう。
目安は晴天時より10%スピード減とされています。





ドライバーも歩行者も自転車運転者も危険を察知しにくい「雨の日」。
ドライバーは晴れた日よりもスピードを落として走る。
歩行者、自転車運転者は気づかれにくいことを認識する。
それが交通事故防止につながります。