第217回 交通安全啓蒙の自動販売機

2019/05/24

先月、神奈川県川崎市中原区にある自動販売機が設置されました。
飲料を買うと交通安全と詐欺被害のメッセージが流れるというもの。
今回はその自動販売機を紹介しました。

設置されたのは中原区。
地域密着の建設会社 株式会社 興建の敷地内。





案内して下さったのは自販機を設置した顧問 斉藤一夫さん。
この地域は学生や会社に行く人の自転車量が多い。
かなり急いでいる方も多く、自転車事故は7割を超える。
交通事故は誰でも身近に起こることを
自動販売機でちょっと一服する時
気付いてほしいとうことで設置を決めたそうです。





この自販機は飲料メーカー
ダイドードリンコ株式会社の製品。

担当した首都圏第一営業部 港北オフィス 
営業開発担当 深澤崇幸さんによると

元々は岡山県などで先行して取り組み事例があり。
とても良い試みだと感じた深澤さん。
自身の担当地区の川崎市でも置いてみたいと考えました。

そこで、中原交通安全協会にオファー。
事故撲滅の強い意志から関係者各位に声をかけもらい
賛同を得られた2箇所に設置する運びとなりました。

この川崎市内の自販機を購入した時
出る声を務めているのは川崎純情小町の4人。
川崎市のご当地アイドルです。



地域を管轄する立場で設置に携わった
神奈川県中原警察署の交通課長 鈴木昭人さん。

日常の多忙な生活の中で、
希薄になっている交通安全の意識や犯罪防止の意識を自販機を見て
メッセージを聞いて、自分の心の中に呼び覚ますことに役立ててほしい。
交通事故防止に関して、市民同士で注意喚起をしあえたら、
これほど素晴らしいことはないと思っていますと話して下さいました。