第458回 駐車場での事故に注意

2024/01/19
今週のテーマは「駐車場」での事故に注意。
駐車場・・・ クルマが動いていたとしても、
大したスピードが出ているわけでもないから大丈夫じゃないの?
そう思う方がいたら大間違い。駐車場はかなり危険な場所なんです。
今回はモータージャーナリスト 菰田潔さんにお話を伺い お伝えしました。





損保協会のデータによると車両事故の約3割が駐車場で起きています。
内訳は駐車場内の施設の物と接触が3割。道路上の事故が7割。
走行距離に換算すると駐車場は相当危険な場所と言えます。

公益財団法人 交通事故総合分析センターの発表によると
2021年の駐車場での事故数は15,100件。

そのうちの、およそ62%が「車両相互の事故」で9,384件。
およそ31%が「人対車両の事故」で4,641件。
およそ7%が「車両単独事故」で1,075件となっています。

「人対車両」の事故が4,641件。
買い物などにクルマで出かけた時は皆さん公共の駐車場を利用し、
そこにはお年寄りや子どもがいるので注意が必要です。





運転の注意ポイント。
まず、平面式の駐車場で駐車スペースに入る時と出る時については
通路を走る車との接触に気をつけましょう。
駐車場のスペースに入るのも、出る時も【ゆっくり】が基本。

大型スーパーなど、前から車を止めるタイプの駐車場は
バックで通路に出ていくことになり
通路を走ってくる車とぶつかる可能性が高くなります。
最近は横からクルマが来ることを教えてくれる
クロストラフィックアラート機能搭載の車も増えてきましたが、
それがあっても、いつも慎重に「横から車が来るかもしれない」
歩行者がそこの車の後ろを通るかもしれない」と
確認しながら運転しなければいけません。





立体駐車場では、上り下りの両方で通る通路のカーブが狭く感じます。
それは外側を走る車が内輪差で内側に寄ってくるからで、
こちら側の走るスペースがどのくらいあるのか確認しながら走るのがポイント。
また、自分の存在を示すためにヘッドライトをONすることも大切。
まだ相手の視界に入らないうちから「対向車が来る」と気づかせるようにしましょう。





駐車場で「車 対 人の事故」が起きないため、
歩行者側の注意点についてもお伝えしましょう。

菰田潔さんによると車と接触する歩行者は運転免許を持っていない人が多い。
車の後ろ側の白いランプがついていてもバックすることを知らないのでは?
そして、歩行者からは車が大きく見えていますが
運転席のからは見えていないことも少なくありません。
ドライバーがこちらに気がついているかどうかを見極めた上で
車の周囲を歩くようにしましょう。

お年寄りや子どもは指摘されないとわからないかもしれません。
ご家族に高齢者や子どもがいる方は、上記のことを伝えて下さい。





最後に駐車料金を支払う時も気を抜かず、注意しましょう。
Dレンジでブレーキペダルを踏み、届かない所に手を伸ばすと
足が外れて走ってしまうというケースがあります。
Pレンジに入れる、エンジン止めることで事故が避けられます。
実践してください。