第560回 令和8年 交通安全年間スローガン

2026/01/02
一般財団法人全日本交通安全協会と毎日新聞社が、
毎年主催している「交通安全年間スローガン」。
令和8年の受賞作品は、去年11月に発表されています。





運転者(同乗者を含む)に呼びかける「一般部門A」の最高賞
内閣総理大臣賞を受賞したのは埼玉県の植田郁男さん。

急ぐほど 狭まる視野と 増すリスク

停車している時の視野は、およそ200度。
これが時速40kmになると100度になり、時速70kmになると65度、
時速100kmで40度、時速130kmだと30度になります。
スピードが増せば増すほど、確保できる視界は狭くなることを認識して、
必要以上の速度でクルマを走行させることは避けましょう。





歩行者や自転車・特定小型原動機付自転車利用者へ交通安全を呼びかける「一般部門B」。
最高賞の内閣総理大臣賞を受賞したのは大阪府の宮脇務さん。


親を見て 子供も止まる 赤信号


親が子どもといる時に、まだクルマが近づいていないからと
赤信号なのにも関わらず、それを無視して道路を横断していれば
子どもはその行動を真似るようになります。

それは、一人や友だちと行動している時でも
信号を無視して道路を渡る習慣に繋がるでしょう。
運が悪ければ、親から受けた悪い影響で
子どもが交通事故に遭遇してしまうかもしれません。

自分の子どもと一緒に歩く親の立場にある方だけではありません。
街中には、たくさんの子どもたちがいて、
彼らは大人が信号無視をして道路を渡っていれば
「赤信号でも渡っていいんだ」という認識を持つかもしれません。
大人は責任を持って、社会の子どもたちを危険な目に合わせないよう
交通ルールに則って行動しましょう。





中学生以下へ交通安全を呼びかける「こども部門」。
最高賞の内閣総理大臣賞は埼玉県の小学2年生 木村 悠人さん。


車から ぼくたちみえない 手をあげよう


こうして、子どもがスローガンを作ることは、
自分でいろんな危険なシーンを想像することになるので
親が「クルマに気をつけなさい」「信号は守りなさい」と口で注意するより
交通事故予防の良いシミュレーションになるはず。
お子さんがいる方は、1年のはじめに、
今年の交通安全スローガンを一緒に作ってみてもいいかもしれません。

今年も1年、このコーナーでは1つでも交通事故が減るよう、
全国に交通安全の情報を発信していきます。
一緒により安全な交通社会をつくってきましょう。