今月18日から24日の1週間に熱中症で緊急搬送された人は1,114人。
前の週に続き1千人を超えて、早くも熱中症の時期が到来しています。
水分を摂り、適切にエアコンを使って、熱中症対策をしましょう。
そして、クルマの運転に関しても熱中症には要注意です。
一般社団法人 熱中症総合研究所 所長 三宅康史さんによると
熱中症は暑い環境に長くいた後の体調不良です。
暑い中で体を動かすと身体が熱くなり、脱水症状が出て、疲労するので、
頭痛や吐き気や手足の痺れ、強い倦怠感が出たら熱中症の可能性大。
運転中も熱中症になる可能性も無くはありませんが
大抵は運転を始めたあとに症状が出てくるというものです。
私たちの体の細胞には、エネルギーの消化・吸収・代謝など
さまざまな生命維持活動に使われる「酵素」が存在しています。
この酵素が最も活発に働ける温度が37℃なので
外気温の上昇などで体温が上がると、血管を拡げて皮膚の表面から熱を逃がしたり、
汗をかき、体温が37℃になるように調整しています。
しかし、気温や湿度が高い状況下で長い時間の運動や作業で
体温調節がうまくいかなくなり、熱が体にこもると、熱中症になります。
軽い熱中症であれば安全な場所に日差しを避けてクルマを停め
休憩し、体を冷やし、水分を摂れば比較的早く回復します。
しかし、症状があるにも関わらずに頑張ってしまうと、症状は悪化します。
特に運転中は手足が痙攣したり、痺れたり、意識が朦朧とするので事故に繋がりかねません。
対処をしてもよくならない時は、クルマを使わずに病院に行きましょう。
あまりに気分が悪い時は、救急車を呼ぶことも考えて下さい。
これから迎える夏休みに、長い時間クルマを運転して、
どこかへ出かけることもあるでしょう。
そうした時は、前日の夜に飲み過ぎや寝不足をせず
朝食を食べてから出かけること。
そして、余裕を持った計画を立てて、ずっと運転することは避けます。
できれば運転に支障のない限りで反射シートを使って日差しを避けるようして
よく冷えた水やスポーツドリンクを用意して水分をしっかり摂りましょう。
最近はいろいろな冷却グッズがあるので、体の熱も冷ますようにして下さい。
今の時期から、熱中症による事故を未然に防ぐことが、大切です。