第1回「最新カーナビ情報」

2015/04/02
新年度。車の購入、買い替えを考えている方もいらっしゃるでしょう。古くなったので、そのもの自体を新調しようと思っている方もいらっしゃるかもしれません。1回目は進化するカーナビを特集しました。カーナビがなかった時代、同乗者なしに詳しくないところに行く時は地図を片手にハンドルを握ったもの。今では音声案内をしてもらえるわけですから、カーナビは安全運転に大きく貢献していると言えるでしょう。

今回、お話を伺ったのはカーAV評論家 会田肇さんです。会田さんによるとカーナビの登場は1981年。しかし、それは透過式のフィルムに目的地をペンで書き入れて進んでいく原始的なもの。広く普及しませんでした。1990年に地図のデータをCD−ROMに入れて、GPSを使い測位するという、現在に繋がるタイプが発売されたことによって、カーナビは多くのドライバーに利用されるようになっていきます。その後、CD−ROMはより情報量を多く入れることができるDVD、HD、メモリと進化してきました。

2015年の今、最新のカーナビは地図をリアルに表現し、地図上に立体的にイラストが描写されるようになっています。さらに視線をカーナビに落とさなくてすむように目の前に進路を示すようなヘッドアップディスプレイという機能を組み合わせて使えます。特に優秀なのは「渋滞考慮」と「音声認識」の性能。総務省・警察庁・国土交通省が提供している交通情報サービスを受けて目的地に最短で到着するナビゲーション、クラウドを使ってSIRIのおうにドライバーが話しかけた言葉を認識して情報提供する性能が格段に向上しています。

カーナビ購入にあたっては純正品か一般メーカー品か、製品も多く価格帯も広いのでどれを選ぶのか悩んでしまうところ。価格については当たり前ですが高額になるもの優れた機能が搭載されています。その上で自分のカーライフをイメージして、どんな目的でカーナビを使うのか、店頭で相談するのがいいでしょうというお話でした。純正品のメリットは保証期間が3年と長いこと。一般メーカーの製品は1年です。さらに自動車メーカーはテレマティクスという通信を使って交通に関するさまざまな情報を提供するサービスを行っています。この点で一歩先を行くのが他社はまだ有料のところを、無料サービスとして行っているのがホンダのインターナビです。今後、テレマティクスはさらに発展していくでしょう。

進化するカーナビは交通安全も考慮しています。道路の一時停止標識をつい見落としてしまうということがあるかもしれません。そんな時でもカーナビがこの先は一時停止だということを知らせてくれたり、逆走しそうになった時は注意してくれるカーナビも出てきました。また、標識を読み取って制限速度を表示するカーナビも出てきています。なぜカーナビにこうした機能が搭載されつつあるかというと、将来的にはクルマそのものと連動して、例えばスクールゾーンに来たらある一定の速度以上はスピードが出ないようにする、一時停止のところではクルマが強制的に停まるというシステムを構築していこうという自動車メーカーの姿勢の表れなのです。