第19回 交通安全 危険予測シミュレータ

2015/08/13
地域で開催される交通安全教室は時代を反映して変わってくるかもしれません。
最新テクノロジーを使って「危険」を実感。
実生活に役立てようというツールが登場しました。

神奈川県平塚市にある株式会社ラッキーソフトは、
2012年 7月創業の新しい会社。
鉄道運転士用の訓練シミュレータの製造を主な事業としてスタートしましたが、
その技術を応用して開発したのが「交通安全 危険予測シミュレータ」です。

「交通安全 危険予測シミュレータ」は、
三面鏡のように繋がった、3つの、48インチ液晶モニタと向き合います。
中央に自分と並行のモニタが1つ。その左右に1つずつ。
左右のモニタは中央から内側に少し折れ曲がる角度になっています。

この3つの画面にバーチャルな目の前の街が映ります。
手を振り、足踏みすると、歩いているように後ろへと流れていく景色。
その中で街に潜むいろんな危険を避けながらゴールを目指します。
ちょっとしたゲーム感覚で歩行者の危険体験ができるのです。

シーンは4つ。
さらにそのシーンの時間帯や、天候、交通量を変えることができます。
このシミュレータをやってみると意外とのほほんと街を歩く自分に気づくかもしれません。
目と耳で情報をキャッチして「危険」に敏感になっていることが大切です。

このシミュレータで「危険」に気づかなかったり反応が遅かったりすると
車や自転車や人に激突して一瞬画面が赤く染まります。
なんだか本当に交通事故に遭ってしまったような気分・・・

ゴール後は「体験者本人」「上空から」「ドライバー目線」と視点を変えて
体験者の注意点を分析・確認することができます。
「大型液晶モニタ」タイプに加えてゴーグル型の「ヘッドマウントディスプレイ」タイプもあり。
それぞれ価格は300万円、280万円ほど。

先日、都道府県警察の1つと契約を交わしたとのことで
こうしたツールが交通安全教室の場に導入されると
特に子供や高齢者にとっていいレッスンになるでしょう。