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「原発のストレステストとは!?」
毎日新聞編集委員　岸井さんに解説していただきました。



ストレステストは、
「耐性試験」「耐性検査」「耐性調査」などと訳されます。
ストレスを感じるような負荷をかけ、
どこまで耐えられるかを試すということです。
「肝試し」みたいなものですね。
原発の場合は、地震や津波のどれだけ耐えられるか、
ということ。

強度＝強さなどのデータを見て、安全性を評価します。
政府の発表によると、テストは２段階に分けて行われます。

第１次評価は、５つのケースを想定します。
地震、津波、全部の電源の喪失、
海水に原子炉の熱を放出して冷やす機能の停止、
そして地震と津波が重複して襲った場合、
という５つのケースです。

とはいえ、テストをクリアしたからと言って
「安全」といえるかどうかは微妙なところだとか。

ストレステストを含め、
停止中の原発の運転再開に向けた
道のりも現在かなり遠いようです。
いずれにせよ、原発停止が長引き、最悪の場合、
来年春に全部が止まる可能性も考えておいた方がいいかもしれません。
岸井さんはそう語っていました。