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ON AIR BLOG / 2011.10.19 update
「最新スマートフォン事情」をテーマに
毎日新聞 梁川さんに解説して頂きました。

「iPhone 4S」。
14日の発売開始で、「アップルストア銀座」では
3日前から並んだ人を先頭に800人が行列したそうです。

カメラの画素数が500万から800万に増え、
データ処理能力が2倍になったなど
性能改善もありますが、やっぱり共同創業者で
前のCEO(最高経営責任者)だったスティーブ・ジョブズさんが
5日に亡くなったことが大きいとか。
56歳と若かった。まさに遺作です。




【スマートフォン事情】
9月末の携帯契約数シェアを見ると、
auは27%でソフトバンク22%に猛追されています。
iPhone発売前月(08年6月)は、29%と18%だったんです。
 昨年12月に就任した田中孝司社長は
「チャレンジ精神を取り戻す」として
、無料通話ソフト「スカイプ」を標準搭載するなどスマホ強化を急いできました。
端末では、アンドロイド端末に加え、
8月には「ワード」や「エクセル」が使えるマイクロソフトの
「ウィンドウズフォン」OS搭載スマホを発売。
これに加えた秘策がiPhoneの投入というわけなんですね。

ライバルで競い合って、
端末も通信料もお安くなるとありがたいですが、
4Sはメモリー16GBの端末がソフトバンクもauも
2年契約で実質0円。定額データ通信料金はソフトバンク4410円で、
auが通常5460円を最大24カ月間4980円に割引いても570円高い!



そして、今回線がパンクしそうだって噂もあります。
スマホの利用者1人あたりの通信量は、
従来の携帯電話と比べ、10〜20倍に増えるといわれます。
いまやスマホの時代。
携帯電話各社は、総務省から割り当てられた
周波数帯の中でやりくりしてきましたが、
このまま通信量の増加が続けば、通話が途切れたり、
データ通信ができなくなったりする事態も起こりかねません。
総務省は、アナログテレビ放送の終了など周波数の再編によってできる
空きを携帯電話各社に割り当てる方針です。

まだまだ発展途上という感じもありますが、
スマホっていろいろできて、一度使うと手放せないもの。
さらなる進化を期待します!

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