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ON AIR BLOG / 2012.01.04 update
「ミドリムシが人類を救う!?」
毎日新聞  編集編成局次長 中井和久さんに
解説していただきました!



プランクトンの一種、「ミドリムシ」が、
新たな食品として注目を集めているそうです。
栄養豊富で地球温暖化防止にも貢献できるとか。

東大との産学連携で起業し、沖縄県の石垣島に
ミドリムシを大量培養するプラントを持つ会社の社長さん
(「ユーグレナ」社の出雲充社長)によると、
栄養素はビタミン、ミネラルなど59種類。
人が体内で作れない必須アミノ酸も9種類すべてを含んでいるとか。


(↑中井さんのお土産、ミドリムシクッキー)

ミドリムシだけでネズミの飼育に成功したという
中野長久大阪府立大名誉教授は
「人口が増え続ける中、将来は人類の生命を維持する
最終食料資源になり得る」と語っています。

さらに、住友共同電力は昨年から、
愛媛県内の火力発電所にミドリムシを入れたタンクを設置、
排出ガスをろ過する実験。他の植物ではガス中の二酸化炭素が
濃過ぎて死んでしまうものの、ミドリムシは逆に通常の大気より
成長が促進されたそう。

まさに未来の地球を救う存在になりえるミドリムシ!
2012年、大注目です!

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