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今日のテーマは「欧州危機の現状」。

初めての後ご登場となる毎日新聞編集委員の福原直樹さんに解説していただきました！



福原さんはヨーロッパで14年間特派員を務められていたんですが、
やはり欧州では経済危機が毎日のように
大きなニュースになっていたそうです。

欧州の経済危機は
2008年に起きたアメリカのリーマン・ショックが
ヨーロッパに波及し、各国の経済が破綻したことがきっかけで起こりました。
「日本では『これで欧州はおしまい』『ユーロは崩壊する』という感じの報道が多いけれど、
私はそうでないと思います」と福原さん。

「EUはこれまでいろいろな危機や困難を克服してきました。
古くは冷戦、そしてベルリンの壁崩壊やそれに伴う旧東欧の動乱、ユーゴ紛争など・・・
しかしそれらを批判はありながらも何とか克服してきました。
なぜ克服してきたかというと、欧州各国の首脳は落としどころを分かっているんです。
各国の首脳はお互いがよく知りあっていてクラスメートのようなものだから、
結局は何らかの解決策を見出すのです。こうやってEUは６０年間、発展してきました」とのこと。

長期間現地の状況を肌で感じていた
福原さんならではの考察にスタッフ一同も
ふむふむと納得！　もっともっとお話を伺いたかったです!!