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ON AIR BLOG / 2012.02.29 update
今日のテーマは
「なぜ今うなぎが高騰している?」
毎日新聞編集委員の中井和久さんに
わかりやすく解説して頂きました!



■ウナギの値段が高騰!なぜ??
 ⇒養殖ウナギは海から河口にあがってきた
  稚魚(=シラスウナギ)を年末から4月にかけて取り、
  池で育てて大きくする。その稚魚が3年続けて不漁。
  
 ⇒60年代には200?以上も取れていたが、
  00年以降は20?台に落ち、一昨年は9・2?、
  昨年は9・5?と激減。
  今年はさらに厳しい。主要産地の九州や四国、
  近畿などでの漁獲量は極めて低レベルで、
  極度の不漁といわれた昨年に比べても
  半分以下の地域がほとんど。

■ウナギ屋さんから悲鳴?
 ⇒稚魚の値段は、7〜8年前は1?30万円前後、
  今は200万円以上のケースも。
  今月17日付の記事によると、かば焼き店向けの
  親ウナギの出荷価格は標準的な
  5匹(1匹200?)で4500円。昨年の2450円から跳ね上がり、
  史上最高だとか。
 
 ⇒やむなく値上げしたり、サイズを小さくしたり、
   それでもダメで廃業に追い込まれている店もあるそう。
   スーパーでは去年から商談済みなので、
   今のところ値上げはないようす。


■ドジョウ総理の野田さんがなにやら・・・?
  ⇒野田総理には各地のドジョウ産地から
    たくさんドジョウが贈られていたが、
    実は今月開かれた高校同窓会で
    「ドジョウよりウナギが好きだ」とカミングアウト。
    ここはぜひ、野田さんに音頭を取って貰って、
    ウナギ文化を守ってもらいたいと思う。

「東京はうなぎの似合う街」とLOVEちゃん。
なんとか、いい具合にいただけるといいですね。

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