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ON AIR BLOG / 2012.03.07 update
毎日新聞は、1995年の阪神大震災のとき、
「被災者に希望を」と、生活サポート情報などを掲載した
特別紙面「希望新聞」を誕生させました。
東日本大震災で復活した「希望新聞」。

被災者向けと、被災地内外をつなぐ
さまざまな情報を届けるという思いで取材された記事に
私たちも何度も心を動かされました。

今日は、毎日新聞 編集編成局次長 中村秀明さんと、
「希望新聞」の鈴木敦子記者を、
スタジオにお迎えしました。



「希望新聞」での取材を通して、
鈴木記者は「プラスα」「お互いさま」の気持ちが
大切ということを感じたとか。
「伝言板」で、3L サイズの服を提供したいとお便りくださった女性は
「支援物資には大きなサイズが少ないのでは、と思った。
 私が3L の服探しにいつも困っているので、
 被災地でもっと困っている人に役立ててほしい」。
「困ったときはお互いさま」という気持ちから、思いついたそうです。

東日本大震災から、まもなく1年
「希望新聞」では特集が組まれるそうです。
1年の特集は13 日に掲載。
津波で理容店を流されてしまった女性が、希望新聞がつないだ縁で、
経営再開を果たせたことや、
現地のニーズ、ボランティアに期待されることなどを紹介しています。



希望新聞では、
「震災のことを忘れないでほしい」という被災者と、
「被災者のことを忘れていないよ」という
被災地外の人たちの気持ちを両方受け止め、
交差させる場として、これからもお役に立てればと思う。
鈴木記者はそうお話していました。

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