ON AIR BLOG

相馬市レポート その5

ON AIR BLOG / 2012.03.09 update
LOVEちゃんが去年出会った
相馬東高校女子バレー部の生徒達。
相馬東高校女子バレー部は元々強豪チーム。
震災で部員が減って行き、去年の春高バレーは、
県大会決勝で惜しくも破れ、
全国大会出場はなりませんでした。

原発で立ち入り禁止区域になって
両親と離れて暮らす事になった部員。
家が津波で流されちゃった部員。
みんなそれまでとガラッと生活環境が変わってしまいました。
それでも一生懸命、練習に打ち込んできた彼女達に、
バレーボールを通して感じた震災後のこの一年を、
振り返ってもらいました。



2年生のキャプテン、山本遥香ちゃん。
将来の夢をこんな風に語っていました。
「先生とか、副顧問のまどか先生とかみてきて、
 自分も先生になってバレー教えたいし、
 子供たちと関わる仕事がしたい!」

そして1年生の菅野莉央ちゃん。
莉央ちゃんは今回の震災でとても悲しい体験をしました。
でも明るく気丈に話してくれた姿が印象的で
バレー通してて成長したところは、
仲間の事思ったり、プレイのためには、
みんなつながらないとだめということ。

そして、ずっと心の支えにしてきたことは、
「家族のみんなの言葉、仲間の言葉
それが支えになって今自分がバレーできてるって思う。」
そんな風に語っていました。

「まだちゃんとした進路は決まっていないけど
大学に行ってバレー続けていきたいと思いました!」

最後にそう明るく話してくれた2人の声、
春高バレーは11月から予選
6月にインターハイ予選があります!
精一杯の応援を届けます!

Page TOP