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今年はＬＣＣ・格安航空テイクオフの年と言われています。
今日はこのトピックスについて
毎日新聞編集局次長、中村秀明さんに
解説していただきました。



★３月に関西空港から福岡に就航した
　ピーチ航空（全日空系）、７月にジェットスター（日航系）、
　８月に国際線主体のエアアジア（全日空系）。
　２０年近く前にＬＣＣが飛び始めた欧米では３割程度のシェアを占めているLCC.
　日本はまだスタートしたばかり。

★関西−福岡で片道最低３７８０円の安さ！
　この秘訣は「詰めこんで省く」だとか？
　つめこむ＝客席を可能な限り多くすること。
　エアバス３２０で１８０人、通常は１５０人。
　この結果、狭い２２〜３cm、３４〜５cm。
省く＝予約はネットのみ。電話や対人の窓口はなく、手数料をとる。
　機内食もなし（有料）。液晶画面はもちろん、オーディオもない場合も。

★評判は？
　実際にピーチ航空を利用した人の反応は「安いから仕方ない」
　「安いのでこんなもの」と安さとサービスの悪さのバランスは許容範囲。
　目標搭乗率は８０％だったが、これを上回っている模様。

★利用する際のアドバイスは？
　　ＬＣＣの利用する場合は、それ相応の準備を
　　自らに対して行うことが求められる。
　　たとえば、離陸が１時間遅れても平気。
　　トラブルはつきものなので、早めに空港に行く。
　　うまい利用法として、行きは格安・帰りは大手という使い方。
　　時間の厳守が求められるビジネスなどは大手を利用し、
　　余裕があって手荷物も多くない時はＬＣＣ。


うまく利用すればとても便利なLCC。
新しい旅客時代に突入なのかもしれません！