LOVE CONNECTION

MON.-THU. TOKYO FM 11:30-13:00 FRI. TOKYO FM & FM大阪 11:30-11:55 ON AIR

ON AIR BLOG

毎日新聞 PRESENTS NEWS CONNECTION

ON AIR BLOG / 2018.05.02 update

春に体調の変化をきたしやすことは知られていますが、 春バテ」という言い方が広まっているようです。今日は、健康に関する話題「春バテを解消をしよう!」がテーマ。毎日新聞 論説委員 中村秀明さんに解説していただきました。

Q:どういうメカニズムなのでしょうか?
A:ひと言でいえば、「自律神経のバランスが崩れる」ということです。 自律神経は、興奮と戦闘モードの「交感神経」と、リラックス・休憩モードの「副交感神経」がシーソーのように動いて体調のバランスを取っています。 変化に適応しようとする時は、「交感神経」がさかんに働いて、血圧や脈を上げ、 筋肉は緊張して気持ちも高ぶってきます。それ自体はいけないことではないけど、 過剰に働くと眠れないとか、食欲が落ちるとか、肉体も心もだんだん疲れて へばってきます。 こうした緊張を解く役目は「副交感神経」にありますが、この時期は「交感神経」の 優位になってなかなかリラックスできなくて、疲れが抜けなくなるようです。

Q:何が原因なのでしょうか?
A:1、まず春の大きな寒暖差。 身体が寒暖差に対応するため、交感神経の働きが活発になり、 疲れやだるさを感じやすくなる。そして、暖かに誘われて薄着になることで 身体が冷えやすくなり、血行も悪くなるそうです。
2、また春は低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わります。低気圧になると血中の 酸素濃度が下がって、昼でも眠くなったり、身体がだるくなったりします。
3、さらに大きいのが、新生活が始まることによるストレスです。 この時期は新入学や会社への就職、人事異動などによって友人や同僚、 仕事の内容などの身の回りの環境が変わって、大きなストレスがかかります。 アメリカで考案された有名な「ライフイベントのストレス表」によると、 一番ストレスの大きい「配偶者の死」を100点とすると、 「仕事上の変化」は 39 点、「転勤」は 35 点、「進学・卒業」は 26 点と、新生活は高いストレスを感じるとの結果が出ています。

Q:春バテを解消する方法はありますか?
A:今、疲れがたまってくると、エアコンを使う季節になって、 体調をますます崩しやすくなります。GWの、このタイミングで春バテを 解消させたいですね。 過敏になっている交感神経の働きを抑え、副交感神経の機能によって心身を ゆったりさせることが大切です。対策としては、体を冷やさないこと、副交感神経を 刺激することだそうです。 普段よりも多めに歩いたり、ヨガやストレッチなどで血行を促して、体を温めてあげる。 自律訓練法を行う、など多岐に及びます。ですが、もっともお手軽なのは、38 度から 40 度のぬるいお風呂で 15 分から 30 分ほど、肩までつかる「全身浴」を することだそうです。ぬるま湯に浸かると交感神経の活動が抑えられ、 副交感神経が刺激されることは、多くの科学的な研究で明らかになってそうです。 寝る前に入れば、すーーと眠れてなお効果的です。

最新記事

バックナンバ―

番組の感想やLOVEちゃんへのメッセージもお待ちしています!

パーソナリティ LOVE

MUSIC TAG

9月のMUSIC TAGはDENIMS!

null
null
LOVE CONNECTIONが1ヶ月に渡り、
オススメの1曲をお届けするMUSIC TAG。

今月はDENIMS「I'm(読み:アイム)」を
1ヶ月たっぷりお届けしていきます!

null

DENIMS公式サイトはこちらから

>>続きを読む

番組ツイッター

ハッシュタグは#ラブコネで!

日付別で見る

< 2024年05月 >
MonTueWedThuFriSatSun
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

wide