みらい図鑑

VOL.188 「こども安全教室」

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10月5日、千葉県の花見川緑地交通公園で、
「ダンロップこども安全教室」が開催されました。
交通ルールや交通マナーを、
クイズ形式で、楽しみながら身につけようというイベントです!

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しっかり学ぼうと思うと、なかなか、覚えられないのが交通ルール。
楽しみながらクイズに答えていくことで、
気がつかないうちに、身についているから不思議ですね。

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午前中のステージには、歌のゲストも登場しました。
子どもたちに人気の番組、
NHKの「おかあさんといっしょ」で7代目うたのおにいさんを務めた、
坂田おさむさん、
そして、歌手の坂田めぐみさんが歌で盛り上げます。

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この「こども安全教室」を主催したのは、タイヤメーカーのダンロップ。
住友ゴム工業株式会社、
執行役員の増田栄一さんに企画の意図をうかがいました。

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私たちダンロップは、毎年、春と秋に、タイヤの安全点検をおこなっています。
「全国タイヤ安全点検」という名前で、2008年にスタートして、これまで、22回おこなってきたんですね。
今回は、全国10カ所でおこなっています。
長年、無料で、みなさんの車のタイヤをチェックさせていただいているんですが、
毎回、3割程の車のタイヤに、空気圧をはじめ、なにかしらの不具合が見つかっているんです。
この整備不良率は、なかなか、減りません。
タイヤメーカーとして、引き続き、安全点検をおこなっていきたいと考えています。

それに加えて、今回、初めて、「こども交通安全教室」をおこないました。
対象は未来のドライバーである子供たち、そして、保護者のみなさまなんですね。
楽しみながら、クルマやタイヤのこと、
さらには、交通ルールを学んでいただきたいと考えています。

私たちダンロップは、「事故のない毎日をつくりたい」というブランドメッセージを掲げて、
タイヤメーカーとして交通事故のない世界の実現を目指しています。
今回のような企画をとおして、子供が関わる交通事故の減少につなげたいと考えています。

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見据えているのは、10年後、20年後!
そのために、いまから、子どもたちに、交通ルールやマナーを学んでもらおうという取り組み!
ドライバーのみなさんも、
ぜひ、定期的なタイヤのチェックをお願いします。

VOL.187「クラフトコーラ」

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クラフトビールに、クラフトコーヒー、クラフトチョコレート・・・。

職人さんによる、手仕事の”技”から生まれるクラフトアイテム、
ここ数年の間に、随分、浸透してきましたが、
今回、ご紹介するのは、「クラフトコーラ」です。

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クラフトコーラを作ったのは、
世界初のクラフトコーラ専門メーカー「伊良(いよし)コーラ」。

そもそも、「コーラ」の原料は、
植物の“コラの木”から採れる「コーラナッツ」という種子。
そこに含まれる有効成分にアメリカの薬剤師が着目し、誕生した飲料です。

「伊良コーラ」では、100年以上前のオリジナルのコーラのレシピに基づいて、
現在では貴重な生のコーラナッツに、カルダモンやナツメグなどのスパイス、
さらには柑橘類を混ぜ合わせながら、理想の味を追求。

週末に都内で、フードトラックによる対面販売をおこなっています。

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「一杯のコーラで世界に驚きを届けたい」と話すのは、
和漢方職人だった祖父の魂を受け継ぎ、生のクラフトコーラを生み出した、
「伊良コーラ」の代表、コーラ小林さんです。

「クラフトコーラを作るためには、手順が大きく3つあります。
1つ目が、柑橘類、レモンやライムやオレンジの皮をむいたり絞ったりする作業です。
2つ目が、スパイスを調合する作業です。
3つ目が、柑橘類やスパイスを、火にかけて火入れをする作業です。」

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スパイスの風味が効いた、ここでしか味わうことのできない生のクラフトコーラ、
現在の味を完成させるまでには、どんな道のりがあったのでしょうか?

「とくにやっぱり苦労したのは、火入れの部分ですね。
火入れの部分に新しい考え方を取り入れて、
より、クラフトコーラに昇華できたかっていうと、漢方薬職人だった祖父の影響が大きくて、
祖父の調合技術とか、漢方の考え方を活かして火入れをすることで、
一皮むけたというか、壁を超えた瞬間がありましたね。」

そんな、コーラ小林さんの目標は、
日本から生まれた文化として、「クラフトコーラ」を世界へ発信すること。
もともと海の向こうから来た飲み物が、日本で新たな形となって海外に伝わるのって、素敵ですね。

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