2015年10月18日

E.B.ホワイト
『シャーロットのおくりもの』
 (あすなろ書房)

心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

アメリカの作家E.B.ホワイトによる児童文学「シャーロットのおくりもの」。未熟だった1匹の豚を少女が育てウィルバーと名付け、そのウィルバーがその後、どうやって生きていくのかが描かれています。1952年に発表されて以来、世界中で読み継がれている童話で、今まで何度も映画化されています。最近では2006年公開の映画。豚をはじめたくさんの生き物が登場する作品で、ジュリア・ロバーツがシャーロットの声を担当しています。ではシャーロットとはどんな生き物なのか?実はクモ。農場の納屋で暮らしていて、ウィルバーと仲良くなります。そして自分がベーコンやハムにされてしまうと悩むウィルバーを、シャーロットは助けてあげるのです。

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