2016年3月13日

ケネス・グレーアム
『たのしい川べ』
 (岩波少年文庫)

心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

生き物たちが目覚める春に選んだ1冊「たのしい川べ」。イギリスの作家ケネス・グレーアムが1908年に出版し世界中で読み継がれている童話です。最初に登場するのはモグラ君。彼は土の中にある自分の部屋のお掃除をしていましたが、地上から呼ばれているように感じて上に出てみます。するとそこは光あふれ、そよ風が吹く春。モグラは生きるよろこびを感じながら草原を越え川岸に出ます。生まれてはじめて見た川の流れ。そしてモグラ君は向こう岸に住む川ネズミ君と友達になるのです。ここからはじまる生き物たちの物語。アナグマ君やヒキガエル君など個性豊かなキャラクターが集まって様々な事件が起こります。

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