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外国人作家の中で最も票を集めたモーパッサンの作品から、名作『首飾り』を選んで読んでみましたが、さて後味はいかがでしたか?小川さんは「過酷な状況の中、次第にたくましくなっていく女性の物語」、私は「見栄をはりたかっただけなのに・・・嗚呼悲しき転落人生」(2時間ドラマのタイトルではありません)といった感想を持ちましたが、人それぞれ、色々なとらえ方ができそうな作品です。ところで小川さんと盛り上がったのが、この物語のその後。大どんでん返しが結末に待っていましたが、その後に文章を書き足すとしたら何と付け加えますか?私は「・・・だからもう捨てちゃったのよ!!」というのを考えたのですが・・・それではあまりに残酷すぎますかね。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2010年07月04日
夏目漱石
『坊っちゃん』

2010年06月27日
カポーティ
『ティファニーで朝食を』

2010年06月20日
椎名誠
『岳物語』

2010年06月13日
芥川龍之介
『トロッコ』

アーカイブ
ラ・セーヌ/クレール・エルジエール
モーパッサンの作品にはセーヌ河がたびたび登場します。♪村から町へ流れるセーヌ河、その恋人はパリ、未練を心に海へ向かう♪
ドビュッシー: 水の反映/青柳いづみこ(ピアノ)
ドビュッシーとモーパッサンはともに19世紀後半のフランス人。 モーパッサンの「水の上」にもこの曲がよく似合います。

もうひとつの人生/エルザ
自ら働いて借金を返したマチルダの成長に。♪人生は変えられる、ただ変えようと思うだけでいい、考え方は誰でも変えられる、泣いていた人が明日には笑う♪という歌詞です。

 
今まで紹介した作品
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