外国人作家の中で最も票を集めたモーパッサンの作品から、名作『首飾り』を選んで読んでみましたが、さて後味はいかがでしたか?小川さんは「過酷な状況の中、次第にたくましくなっていく女性の物語」、私は「見栄をはりたかっただけなのに・・・嗚呼悲しき転落人生」(2時間ドラマのタイトルではありません)といった感想を持ちましたが、人それぞれ、色々なとらえ方ができそうな作品です。ところで小川さんと盛り上がったのが、この物語のその後。大どんでん返しが結末に待っていましたが、その後に文章を書き足すとしたら何と付け加えますか?私は「・・・だからもう捨てちゃったのよ!!」というのを考えたのですが・・・それではあまりに残酷すぎますかね。
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