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なにがなんだか、どこがどうなったのかわからないままどんどんページが少なくなり、「え?え?まさかこれで終わり??」と混乱のうちにエンディングを迎えてしまった『インド夜想曲』。この物語を小川さんがどう読まれたのか興味津々でしたが、「現実世界だってつじつまの合わないことだらけですよね。ありのままに物事を描こうと思ったら、こういう物語ができあがるのでは」という解説を聞いて、やっと物語を読み切った気がしました。「読みだすとインドの空気が、否が応にも肺を満たしてしまう作品」と小川さん。ガイドブックより現実がわかる、超実践的インド案内本とも言えそうです。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2013年3月24日
アーノルド・ローベル
『ふたりはともだち』

2013年3月17日
福永武彦『草の花』
2013年3月10日
三浦哲郎
『ユタと
ふしぎな仲間たち』

2013年3月3日
『更級日記』

アーカイブ
ジャーニー/ボンベイ・ダブ・オーケストラ
「インド夜想曲」の主人公は、ボンベイ、マドラス、ゴアを旅します。この曲が入ったアルバムは「3シティーズ」。ムンバイ(ボンベイ)、シェンナイ(マドラス)、ロンドンで作られました。
サウザンド・ブックス/ニラージ・チャグ
本を書き、古文書を探す主人公。多くの本と詩が登場します。この曲は、インドの詩人ブーレー・シャーをたたえる詩。ニラージ・チャグはUKインディアンのアーティスト。

ナイチンゲール/ノラ・ジョーンズ
本作で「ナイチンゲール」も謎に包まれた言葉。インドの有名なシタール奏者、先日亡くなったラビ・シャンカールの娘、ノラ・ジョーンズの歌で。

 
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