2022/3/13
江原さんは2022年のキーワードを“亀裂”と発表しましたが、あちこちから“亀裂”のニュースが聞こえてきますね。
「展開が早い!新春講演会で“西も東もなく、みんな小競り合いになる。みなさんの身近なところでも亀裂がある。あっちもこっちも亀裂だらけ”というようなことを言っていたのですが、毎日報道を見ると…ね。他国のこととは思えないんです。明日の日本でもある。忘れてはいけないのは、私たちも“西側諸国”なんですよね。西側諸国としての視点でどうしても見てしまったり、考えてしまったりする。けれど、それをもうちょっと俯瞰して考えないといけない。冒頭の“責任主体を忘れてはいけません”という言葉。私の師匠がよく「あなたはどっち派?」と言われたときに「私は神様派です」と答えていた。私も本当にそう思うんです。今回の報道、ニュース、色々見ても、自分自身は“神様派”として見ていなくちゃいけないなと思うんです。ああいう映像を見ると、多くの人は暗澹とした気持ちになっていると思う。だけどみなさん“神様派”になって、色々と見ていきましょう!“神様の視点”ということでわかりやすくひとつ言えることは“暴力はいけません”。
今回ご紹介したメールに共通していることがひとつある。“自分で亀裂をつくっている”。相手の行為が亀裂をつくっているように思えるのですが、相手への対処法を間違えている。これは身近な問題ですが、国家間の問題も同じ。個人と世界は地続き。どんな不平不満があっても亀裂でない方法をとっていけばいいのだと思います」という江原さん。
今日は『夫婦の亀裂・身近な亀裂』をご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇I'm Your Man / ワム!
◇愛の日 / 江原啓之


Qご紹介したお便り


「今年のキーワードは亀裂とのことですが、我が家も早速“亀裂”のカウンターパンチを食らっています。夫は非正規雇用で数年前までは私の収入の方が多く、実家暮らしにも助けられて経済的になんとかなってきました。少し前に私は体調不良等で仕事を辞めなければならなくなり、同時期に夫は配属先が変わって一時的に仕事も収入も少し増えましたが、それも新型コロナウィルス禍で半減してしまいました。暇になると夫はSNSにハマり、仕事に行くと嘘をついてSNSで知り合った女性などを誘い毎週のようにボーリングに通うように。持病のある高齢の両親がいるので「新型コロナウィルスが落ち着くまで控えて」と頼みましたが聞き入れません。最近では私に対して無視したり、まともに返事をしなかったり、些細な事で怒鳴りつけたり、壁や家具を殴りつけたり服や布団を投げつけてきたり。「死ね、消えろ、出ていけ」などの暴言が返ってくることも日常茶飯事に。嫌われるのも覚悟で苦言を呈することもありましたが「テメエの価値観を押し付けるんじゃねえ!」と言って逃げてしまいます。顔つきまで変わってきたように見えます。欠点はあっても優しい人で35年も連れ添ってきたし、この間まで仲良し夫婦と言えたと思っています。夫の変貌は加齢や体の変化などによる一時的なものなのでしょうか。もう以前の仲良し夫婦に戻ることはできないのでしょうか」というメールをいただきました。

A江原さん
「深刻ですね。こういうことがあると「何かに憑りつかれたのではないでしょうか」という人がいるのですが、冷たく言い放つようですが、元の“地”がなくてそういうふうに憑りつかれることもないんです。その人の中に、そういう素養がある。もし憑依があったとしてもそれは“相乗効果”であって、まったく別人になるということはないんです。だから、まずはクールにそのことに気付かないとダメ。あなたにしてみたら「突然に変わって、元々は仲が良かったのに…仕事とかのせいだ…環境のせいだ…」と思いたい気持ちもわかるのだけれど、私は違うと思う。この方の本質が現れたんだと思う。人間って、良いときはその人の一番良い面と付き合える。よろしくないことがあったときにその人の本性というものが見える。良いところももちろんあるけれど、そういうところもあるんだということを見て、自分でジャッジするしかない。最終的なことはあなたが決めるべきだと思いますけどね。良いときもあったから、一緒にいたいのだというのであれば“自分の道楽”だと思うこと。言葉が悪いですが、自分の道楽だと思えば、色んなことがあっても“しょうがない。自分が好きでやっていることだから”と思える。それがあまりにも過ぎることになると、“いくら趣味でもダメだわ”と考えればいい。それが自律。乗り越えられますように(鈴)」

Qご紹介したお便り


「私の夫についてご相談です。今43歳。新型コロナウィルスとは関係なく、とにかく食べる、食べる!ここ一年近くで体重も10キロ近く増加し、以前のイケメンのスラッとしたパパの面影はだいぶなくなりました。うちには小・中・高の3人の子どもがいますが、私がせっかく子ども達に買ってきたお菓子などを一番多く食べてしまい、しまいには、今やクマのプーさんみたいなお腹を出してソファで爆音のいびき(笑)。長女と長男はこの3月に卒業式。パパのスーツが入るか心配しております。高3の娘はパパに卒業式に出て欲しいらしいです。江原さんも、一時期、食欲が止まらないときがあったそうですね!そのとき、どのように乗り越えましたか?ご家族の反応はどうでしたか?どうぞアドバイスお願いします!」というメールをいただきました。

A江原さん
「耳が痛い…(笑)。うちは、みんなあきらめています(笑)。誰もが自己責任ですから。責任主体。我が家のモットーは“生きることは食べること。食べることは生きること”。食べることは奨励していますからね。座右の銘(笑)!健康を心配してということであれば、少し考えていただいて…。でもこのメールを読む限りでは良いパパなのでしょうね。こちらの場合は“肉割れ”の方の“亀裂”かもしれませんね(笑)。肉割れって、戻らないんです…!元々はイケメンパパだったらしいので、やっぱり奥さんと娘さんが「元はカッコいいんだから!」と、おだてるのが一番だと思います!」

Qご紹介したお便り


「私、家族に秘密にしてることがあります。それは…3ページ日記です。起床したらなんでもいいからノートに3ページ書き綴るだけというものです。2週間続いていますが、劇的に家族や友人らに不平不満を吐き出す回数が減った!と私自身思っています(笑)。自営業で毎日主人と一緒です。波風立てず穏便に済ませたい主人と、「黙れば良いってもんじゃないでしょ!言わなきゃわかんないよ!」と激アツな私!周りからは仲良い夫婦に見られます。特に旦那が高評価に言われるのがムカつきます。そういうとき「明日の3ページノートに書いてやる!」と、その場は聞き流し、翌朝【昨日の振り返り】ということで、不平不満を書き殴ります!すると旦那に言わずして私自身がスッキリすることに気付きました。ただ家族や周りが私の変化に気付いてるのか?聞きたくてウズウズしてる今日この頃です。大人になりきれない私。今年こそ冷静な対応を目指す私にピッタリなもの見つけちゃいました。私自身、飽き性で続かないのが悩みでしたが、気持ちを折れさせないための巡り合わせなのかなと感じてます。江原さん、どう思いますか?たまたまですかね(笑)?」というメールをいただきました。

A江原さん
「ものすごく良くないですね。3ページ日記の紙って、呪いの呪文のお札を書いているようなもの。それが溜まり溜まったら、お守りなどの逆バージョン。それが家の中に溜まっていったら…。早くお焚き上げしたほうがいい。それが溜まり溜まってご主人が倒れたりしたときに、自分で自分を咎めないかな。“人を呪わば穴二つ”と言いますが、そんなことが祟って、ご主人が何か倒れたときに自分が苦しくなる。それよりも“どうしてうまくいかないのか・それを受け入れられないのか”という自分を見つめることが大事。不幸の三原則は“自己憐憫”“責任転嫁”“依存心”。この3つがたっぷり入っている。人のせいにしている。感情を書き綴るのではなく、冷静に書くことが大事。あとは、逆に腹が立ってもその人の良いところを書く。そうすると“こういう良いところがあるからな”と思える。“言霊”です。それが一番、霊性の高いやり方かなと私は思いますよ。ご本人も書いてしまったからビビっているかもしれないので、お祓いをしておきましょう!3ページ書き綴るのをやめましょう(鈴)!」


●3月お誕生日の方、メールお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ、生きること・生まれてきたことに感謝したい。
3月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生日に関するエピソードなど、ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇Dr.Recella奥迫協子さんへのお便りを募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、失敗談など、みなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「人生、責任主体を忘れてはいけません」
「知恵こそが最大の武器です」

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(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
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