|
|
 |
|
2007年09月18日
|
|
森鴎外『杯』 朗読:金田賢一
|
ある夏の日の朝、温泉宿の近くに湧き出る清らかな泉でのとある光景を散文の ように綴った小作品です。 十一、二の少しなまめかしさを醸し出し始めた年頃の、大人ぶった少女たちが 七人。賑やかに銀の杯で泉の水を汲んでいるところにやってきた十四、五の異国人の娘が一人。和を乱された少女たちはよそ者の娘の黒い杯をからかい始めます。ところが、その娘は「私は、器は小さくても自分の杯で飲みます」ときっぱりといいます。ここには鴎外の生き方の姿勢が含まれているようです。 金田賢一の抑制の効いた、娘たちを見守るような優しさ溢れる朗読をお楽しみください。 ※本朗読作品中には現代ではふさわしくない表現が含まれていますが、著者が差別助長の意図で使用していないことを考慮し、原作に忠実に再現しています。
(当作品の配信は終了いたしました。CD BOXにてお楽しみください。詳しくはこちらをご覧ください。)
|
|
 |
| | 10:00 | |
|
|
2007年09月04日
|
|
芥川龍之介『雛』 朗読:小川眞由美
|
「箱を出る顔忘れめや雛二対 蕪村」で書き出されるこの短編は、江戸から明治へと移り変わる時代に、没落していく御用商人一家のそれぞれの思いを描いた物語です。諸大名への御用金を用立てて富を築いたものの、新しい時代に対応できずにいる主人、病気がちな妻、西洋かぶれの長男そしてお転婆な妹、豪華な雛人形を人手に渡すことになり、家族一人一人の想いが露わになります。 威厳ある主人の雛への意外な想いが結末に…。 小川真由美の朗読は女ごころを巧みに表現し、切れ味のよさをみせます。
※本朗読作品中には現代ではふさわしくない表現が含まれていますが、著者が差別助長の意図で使用していないことを考慮し、原作に忠実に再現しています。
(当作品の配信は終了いたしました。CD BOXにてお楽しみください。詳しくはこちらをご覧ください。)
|
|
 |
| | 10:00 | |
|
|
 |
| バックナンバー |
|
|
 |
| 最新記事 |
|
|
 |
|