PARCO Hot Seminar

PARCO Hot Seminar議事録ブログ

映画監督・廣木隆一さん

明日への、のろしを上げるラジオの中の会社・スカイロケットカンパニー!

毎週月曜日から木曜日の夕方17時から19時まで放送しているスカイロケットカンパニーが、
「スカイロケットカンパニー・パルコホットセミナー」として
金曜日21時30分〜21時55分までお届けします!

この番組では毎回、特別講師としてホットなエンターテイナーをお招きし
働く社会人の刺激になるような週末の提案をさせて頂きます!

今週の特別講師は、映画監督の廣木隆一さんです!

null


【廣木隆一】
1954年1月1日生まれ、福島県出身。1982年に映画監督デビュー。94年に世界の映像文化への貢献と文化交流を目指し設立された「サンダンス・インスティテュート」の奨学金を獲得して渡米。帰国後に文化庁優秀映画賞を受賞。幅広いジャンルの作品を多く手がけ、特にラブストーリー作品、2015年「ストロボ・エッジ」、2016年「オオカミ少女と黒王子」などで高い評価を得ています。そして、今日、廣木隆一監督の最新作「ママレード・ボーイ」が公開されました。


null


■揺れ動く心

本部長:「ママレード・ボーイ」は、シリーズ累計1000万部を超える大人気コミックということですけど、少女コミック誌「りぼん」で連載されていて、アニメ化もされて大人気に、ということなんですけど。
僕が「ママレード・ボーイ」を通ってないんですよ。世代もあるし、りぼんということもあるし、ただ、うちの秘書は大好きなんですよ。

浜崎秘書:ドンピシャですし、生まれて初めて全巻買った漫画が「ママレード・ボーイ」です!

本部長:どんな内容なんですか?

浜崎秘書:主役の光希ちゃんという女の子がいるんですけど、それと遊くんという、2人の両親がそれぞれ離婚をしてパートナーチェンジをして、再婚をするわけです。そして、一つ屋根の下にみんなで一緒に住んじゃうんです!

本部長:新しい形だね(笑)。時代を先取ってる、そういう風に家族の境目がなくなってくる時代とか、この先くるかもしれないと思うと。

浜崎秘書:なので、光希ちゃんからすると、家の中でも学校の中でもドキドキもあり。恋愛も三角関係があったりとか、両親の過去に何があったんだ…っていう(笑)。

本部長:さっきさ、「今回の映画に銀太は出てるのか!?」って、すごい騒いでたけど。

浜崎秘書:銀太がいないと!私は光希の気持ちになって(笑)。

本部長:なに?”光希の気持ちになって”って(笑)。

浜崎秘書:読んでる人とか、アニメを見てた人は、光希になって”遊なのかな?銀太なのかな?でも、やっぱり遊が好きかな?”とか(笑)。

本部長:そういう乙女心というか。この作品を映像化しようという流れはどういうものだったんですか?

廣木:僕もリアルタイムで見てなくて、でも存在は知ってて。何年か経った後にこれをやるって言われて。
少女漫画の始まりを作ったのが「ママレード・ボーイ」だと思っていたので。

本部長:そういう作品なんですね。

廣木:何本かあるうちの一つで、めちゃくちゃな設定ですよね(笑)。

浜崎秘書:本当に!”こんなことある!?”っていう(笑)。

廣木:ほんわかした部分もあるんですよね、その中で高校生の2人が揺れ動くっていうのも、なんとなく分からないでもないなと思って。

本部長:これは本当にファンの人の数が多い作品だと思うし、うちの秘書があんなに熱く語ったのは、安室奈美恵さんの引退の発表の日と二回だけなんですよ(笑)。

浜崎秘書:も〜〜!熱いですね!

本部長:ファンの気持ちを多く受けてる作品で、こういうときに監督はプレッシャーを受けるものですか?

廣木:プレッシャーありますね、スタッフも女の子たちがけっこういるんですよ。
彼女たちはリアルタイムで読んでるから、”このシーンをどうやるんだろう!?”っていう、変な圧があって(笑)。

本部長:”ちょっと監督、ここ違くないですか?”っていう(笑)。

廣木:なんかね、そういう視線も感じつつ(笑)。

本部長:流石にそれ言ってきた人はいないですか?

廣木:それは流石にいないですね(笑)。


null

null


■成長の物語

本部長:それぞれの見方と、思い入れがあるから、それを一つにまとめて作品にするっていうのは大変ですよね。

廣木:そうですね。

本部長:三角関係もあるラブストーリーだと思うんですけど。
今回、ラブストーリーを描く部分で意識したこととか、ここをちょっと注目してくれっていうところはありますか?

廣木:ラブストーリーって、基本的には人間関係だと思うんですよ。
男と女、男と男、女と女の場合もあると思うんですけど。

本部長:はい。

廣木:人間関係を描くのは映画の基本だなと思っているので、ラブストーリーはすごく好きなんですね。
今回、「マーマレード・ボーイ」、「オオカミ少女と黒王子」、「ストロボ・エッジ」をやらせてもらってて、少女漫画は恋していく、恋から愛になっていって、愛の先には結婚というのがあって、家族があるので。そのへんを上手くやれればいいなと思ってやらせてもらってます。

本部長:この話は、恋だけじゃ終わらないんですか?

廣木:恋から愛を知っていく、というところまでありますね。

本部長:じゃあ、恋を通して愛を知って、成長していく主人公たちも出てくるんですね。

null


■公開情報
廣木隆一監督の映画「ママレード・ボーイ」今日から全国で公開されています。

映画『ママレード・ボーイ』公式サイト

来週のパルコホットセミナーは、加藤ミリヤさんが来社致します!
お楽しみに!

スカイロケットカンパニーは、来週も17時より会議を行いますので、時間厳守で出席お願い致します!
PREV || 1 | 2 | 3 |...| 48 | 49 | 50 |...| 102 | 103 | 104 || NEXT

PARCO Hot Seminar 次回会議テーマ

パルコホットセミナーは、3月をもって終了となります! 2年間ありがとうございました!

パルコホットセミナーは、3月をもって終了となります! 2年間ありがとうございました!

スカイロケットカンパニーの生放送は、来週も17時より会議を行いますので、時間厳守で出席お願い致します!

Twitter