三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2017.07.11

大好きなヘヴィメタルで優秀な人材を発掘!

長山衛
株式会社ネットショップ総研
創業者
長山衛
趣味のヘヴィメタルを会社の成長材料に!

今回は、株式会社ネットショップ総研 創業者で
顧問研究所所長、長山衛さんにお越しいただきました。

長山大手企業のWEB戦略を担当後、食材ネット販売会社に入社。
年商3億に成長させた事をきっかけに独立。株式会社ネットショップ総研を創業。
この会社、ヘビーメタル好きだけを採用する特別枠
「メタル・インターンシップ制度」を打ち出したり、ご自身がリーダーを務める
ハードコアバンドによる、ほか企業の社歌制作などで注目を集めています。

まずは、起業の経緯について伺いました。

「元々、志があって起業したのではなくて… 当時勤めている会社が倒産してしまい、
 子どもも小さい状況だったので転職活動をしました。
 すると、ある会社に面接に行ったら社長と意気投合してしまい、
 「会社起こしちゃったら」みたいな形で、会社を起こしたという経緯です。
 妻にもいえませんでしたし、かなりのリスクでした。
 創業したネットショップ総研では、ネットショップを運営している方に対して
 コンサルティング事業をメインに行なっています。
 どうやったらネットでものが売れるかアドバイスをしています。」

この「ネットショップ総研」という会社の名前が拡散した一つの企画が
「メタル・インターンシップ制度」この制度とは一体…?
ヘヴィメタル好きと、WEB関連業務の親和性についても聞いていみました。

「ネットショップの事業は慢性的な人材不足があって、
 優秀な人材は大手が獲得するので、
 私達みたいな中小企業どう人材獲得するかを考えた時に、
 未経験でも育成を前提に採用するしかないと。
 そう考えた時にネットショップに向いている人材は、
 ヘヴィメタルが好きな人という持論に基いて行いました。
 仕事柄、パソコンに向かって入力する作業が多いのですが、
 メタルの音楽は言い方を変えたら、
 1小節にどれだけの音符を性格に詰め込めるかということもあって、
 プログラミングをやらせたら結構細かいことを正確にやってれたりします。
 応募だけで320名くらい来たんですが、そこから10名を採用しました。
 メタルの本場、フィンランドやスウェーデンからも応募がありました。」

新しいチャレンジには、困難がつきもの。
起業から現在に至るまでで乗り越えた「ハードル」について伺いました。

「会社として言えば、資金繰りが難しいことはありましたが、
 その都度自己資本で乗り切ったりしました。また、インターンの人を除いたら、
 あまりメタルが好きではないのでそれもハードルですが(笑)
 異文化交流みたいなものだと思っています。」

最後に、長山さんは、「オリンポス十六闘神」というバンドのリーダーということで、
この「バンド」活動が会社に与えた影響について伺いました。

「実は、バンドをやっている方が会社の社長というケースは珍しくなくて、
 昨今の起業スタイルはみんなで何をやっていくかではなく、
 誰とやるかという概念の方が、会社をスタートアップしやすいと推奨されていて、
 そういう意味ではバンドと近いのかもしれません。」

これからも大好きなヘヴィメタルを武器に
どこまで会社を成長させていくか楽しみですね!
長山さん、ありがとうございました。

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