三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2018.07.24

音楽を作る人が、人生楽しめるように!

西尾周一郎
株式会社クレオフーガ
代表取締役社長
西尾周一郎
スキルに見合った対価を得られる場所に

先週に続いてスタジオにお越し頂いたのは、
株式会社クレオフーガ 代表取締役社長 西尾周一郎さん。
1982年岡山県生まれ。
地元・岡山県の大学で工学部に4年、経済学部に2年間在籍。
幼い頃からエレクトーンを習い、学生時代は音楽制作に没頭していたことから、
「音楽を作る人と 使いたい企業をマッチングする」というビジネスに着目。
大学在学最後の年の2007年、株式会社クレオフーガを創業。
会社は今年で設立 まる11年を迎えます。

今回は、オーディオストック以外のサービスについて伺いました。
    
「メインのオーディオストック以外には、
 音楽コンテストサービス、クレオフーガというインターネット上で、
 オーディションを開催するようなサービスです。
 なので、企業や行政からお題を頂いて、こういったお題で曲を募集しますよと。
 で、採用されたらゲームに収録されたり、テーマソングになったり、
 色々な企画をやらせて頂いています。
 代表的なもので言うと「太鼓の達人」というリズムゲームだったり、
 一度、募集すると1000曲くらい集まるんですが、
 その中でゲーム会社が厳選した10曲〜20曲を収録してもらっています。
 その中からもゲームユーザーから人気の作品が生まれてきていて、
 発売されているサウンドトラックにも収録されています。」

最近は、どんな音楽が求められているのでしょうか?

「最近和楽器のニーズが高まっていまして、
 お客様からヒアリングさせていただくと、
 東京オリンピックが迫っていることもありまして、
 外国人観光客の方に日本の文化を紹介するとか、
 日本の観光地を紹介するというビデオも増えていまして、
 そうなると日本の楽器を使った音楽の方が、
 合うということで、力を入れて取り組んでいます。
 昔ながらの古来の和楽器だけではなく、
 トラックは今どきのダンスミュージックやポップミュージックなんだけど、
 楽器を和楽器を使った和風テクノだったり、
 和風ロックと呼ばれるものが多いですね。」

最後に、西尾さんの今後のビジョンについて伺いました。

「音楽を作る人が、人生楽しめるようにしたいなぁというのがありまして、
 音楽って楽しいけど稼ぐのが難しいと言われてきてしまって、
 せっかく素晴らしいスキルや経験があるのに稼げないから、
 他の仕事をやろうというのはもったいなと思いますし、
 そうなると次世代に承継できないと思っていて、
 そういう意味でも音楽でいい作品が作れる人は、
 ちゃんとお金も得られるようにして、
 ちゃんと活躍できる場をつくっていきたいなと思っています。」

株式会社クレオフーガ 代表取締役社長 西尾周一郎さんに伺いました。
西尾さん、ありがとうございました。
お楽しみに!
  • Facebook
  • X
  • LINE

TOP