ONE MORNING「 The Starters 」
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週と先週のゲストは、ミクステンド株式会社の北野智大さんです。

今週は主な事業内容についてうかがいます。
最初は「調整さん」というサービス について、こちらはどのようなサービスなのでしょうか？

「webサイト上でURLを共有するだけで簡単に日程調整ができるサービスで、主に飲み会とか旅行とか、そういったものの日程調整に使われています。」

この「調整さん」、もともとはリクルートのサービスだったそうで、北野さんは大学生時代にリクルートのインターン生だったんですか？

「リクルートの開発チームにインターンとして入れていただいて、最初に担当したのが調整さんでした。開発の部分を結構任せてもらっていて、たとえばABテストというものを使いながらユーザーさんが使いやすいようにサービスを改善していくということをやっていました。」

結構調整さんの開発にのめり込んでいたそうですが、大学との両立は大変じゃなかったですか？

「かなりのめり込んでいて、朝から晩までずっとやっていましたね。大学はインターンをフルでやりたいという思いから大学は休学していたので、それほどのめり込んでいました。」

そんな調整さんがリクルートの事業整理によって調整さんが整理されるというふうになった時に、
どうされようと思ってたんですか？

「自分としては、譲渡先で引き続きやっていくのか、と考えた時に、すでに開発に4年携わってきていたので、誰かの下でやるよりは自分でやりたいなと思い立って、急いで会社を準備して、その後紆余曲折あって今の体制になったという感じです。」

そこからは個人でサービスを拡大するために、新しく追加した機能な度はありますか？

「海外の方との日程調整用に英語対応したりとか、目の不自由な方に向けて音声読み上げ機能などを追加しました。」

調整さんの他にタイムレックスというサービスも展開しているとのことですが、こちらはどんなサービスなんですか？

「調整さんはプライベートの日程調整が効率化できるけど、ビジネスの日程調整でも使いたいというユーザーさんの声があったので、ビジネス向けに開発したのがタイムレックスというサービスになります。既存のカレンダーアプリと連携して、その人の空いている日程を可視化して、最適な日程が自動でリストアップできるというアプリになります。」

最後に、これまで乗り越えてきたハードルを教えてください。

「リクルートから僕たちの体制になった時に、大企業の看板が外れたサービスを使い続けてくれるのかという思いがある中で、よりこのサービスを伸ばしていきたいという思いで乗り越えていきました。」

ミクステンド株式会社 代表取締役の北野智大さんでした。ありがとうございました！